2012年09月16日

【自宅サーバ構築】10. HP ProLiant ML110 G7温度&FAN回転率解析結果

 自宅サーバ運用では発熱とそれに伴うFAN回転上昇による騒音が生活空間の質を低下させることにつながることが最大の課題となる。またFAN回転上昇は当然その分電力消費量の上昇にもつながるので昨今の反原発キャンペーンによる電力需給逼迫下では省エネにも努めたいところである。

 当方も、この暑い夏の間、色々と対策をしつつ、例のipmiSensor.pyで連続計測を行なって来たのだが、昨今では、秋台風の到来や秋雨前線による雨が増え酷暑の残暑は終焉した模様で、FAN回転数が最高の78.4%になることがなくなったので、これ迄の解析結果を一例として、ここに掲載する。
 数値自体は「HP ProLiant ML110 G7 OSレスモデル 6473360-AHZN」内のセンサーをcrondで採取したものだが、示す数値は設置環境を主要因として決まる。またサーバ機CPUの種類や省エネ設定やCPU稼働率、そしてメモリーやHDD、拡張ボード等の装着状況次第でも様相が大きく変わるものだ。当方では「HP ProLiant ML110 G7 OSレスモデル 6473360-AHZN」(Celeron G530 2.4GHz)に Memory 4G bite, HDD x3を実装し、BIOSでCPU周波数制御をOSに渡し、CentOS6.3標準のCPUSpeed制御の様なkernel制御?に委ねている為、未公開の低負荷状態では概ね最低ステップの1.6GHzの省エネ優先運転となっている。サーバ機を設置しているのは木造2階建ての1階南西角の居室で南東の角の1階にあるが、夏場は家の屋根と南側の隣家の影になることから南側の窓から日が射すことはほとんどないが南側の窓は下方にガラリのついた雨戸を締め輻射熱の侵入を防いでいる。ただ西側は小さな庭を挟み4m幅の公道となっていたりで視界が開けているので西陽だけは容赦なく射してくる。これにはレースと厚手のカーテンで防いでいる。この南側と西側の窓は共に網戸ごしに開放、北角の部屋の入口も開けっ放すことで可能な限り自然換気が出来る様にしている。
 尚、途中からは西側窓の外側にすだれを掛けて日差しを軽減したり、サーバー機の表側に1Lのペットボトルに水を入れたものを3本置き、その水の蓄熱放熱効果で急激な気温変動を低減させる試みをしている。ペットボトル自体が厳密どの程度効果があるのかは判らないが、PCが示す気象の気温に比べ±2度程度低減されている。単体での測定のみで一切比較対象がないのでその検証は他の方の記録に頼るしかない。そこん所、どなたか宜しく ^_^;/


 只、ipmiSensor.pyによる自動測定開始自体は既に回転数が上がりFAN騒音が気になり始めてからの泥縄対応だった為、今夏の全てを網羅出来ていなかった。しかし幸いハンド処理で「date; sudo ipmitool sdr」や「date; sudo ipmitool sensor」を実行したコンソール出力のLogを取得していたので、これらをDBにハンド入力することで早朝気温21度であった7月上旬のころ迄遡り、データ補完させて頂いた。ハンド入力の部分は不定期な間隔での測定なので、マーカーが離れている箇所はサンプリング不足で時々の変動推移とピーク値を表していない。当方の設置場所では早朝の日の出の時刻に最低気温となり日没の時刻頃に最高気温となり各センサー値が変動することを考慮してご覧頂きたい。

HP ProLiant ML110 G7の温度センサーとファン回転率 via ipmi and lm_sensors 2012-07-08 05:56〜2012-09-16 15:00  結論として、今夏はFANの最高回転率を記録することで生活の質が落ちる期間は約2ヶ月間で、週間天気予報によると1週間程度でFAN回転騒音が気にならなくなる21度以下に突入することも見えて来た。

 「HP ProLiant ML110 G7 OSレスモデル 6473360-AHZN」のFAN騒音については機器の個体差や個人差で感じ方に差があると思うが、当方の感じでは気温27度後半から28度辺り迄の回転率54.88%以下ならば、聞こえはするものの生活の質をそれ程落とすものではないと感じている。さすがに最高回転率の78.4%になるとテレビの音量が聞こえ辛くなりボリュームを2〜3ステップ上げざるを得なくなるが、前バージョンのG6に比べて格段に静かになっている。勿論、当方は既にそこそこの歳なので頭の髪の毛だけでなく内耳の毛も年相応に消耗しており、20KHz当たりの超高音域の騒音が含まれていても全く気付くことはない。例えばコンビニや公共施設での夜間の若者のたむろ防止用の高周波音が聞こえる方には、G7のFANの音もうるさく感じるものかもしれない。その当たりは一般のPCファンの音程を日頃どの様に聞いているかで、個人差を加味して判断頂きたい。
 尚、約3ヶ月の床置きでの連続稼働では、流石に全面のフロントベゼルにホコリが不着している。通気口の塞がりは冷却能力の低下によるファン回転数の増加だけでなく直接風切り音の増加にもつながる。近い内に停止して掃除しようと思っている。

 さて、グラフ数値の説明を少々させて頂くが、青の01周辺気温は「01-Inlet Ambient」のセンサー値であるが、これには気象の気温データとは乖離がある。その原因は、当方の住居の居室環境と諸対策があると思う。
 Fan1,7,8はグラフ内の凡例に記載しているが、順に背面、CPU、前面のものだそうだ。背面上部にある電源装置のFanについては情報がないが、温度センサーとされている08電源の数値変動は、気温との相関性が低くむしろ気温に対しFan1,7,8に近い変動パターンを示しているので、08電源が電源装置Fanの回転率ではないかと疑っているところだ。
 また、impi経由のCPU温度については、残念なことに常に固定値が返されるので、ダミーではと思われる。幸い、前掲のceleron G530はlm_sensorsの設定でCPU内部のCORE別の温度が取得出来たので、8/14よりCORE別の温度を追加した。impi経由のCPU温度同様、06HD Maxも50度の固定値を返している。
 尚、その他のセンサー値は01周辺気温と一定の相関性を保ちつつかなり近い値を返すものが多い。ここで掲載のグラフの時系列幅では重なってしまいほとんど判別がつかないものもあるが、凡例の右左端値を参考に眺めて頂きたい。横幅1200dotのpng等のラスター画像の場合時系列幅は3日間程度が識別の限界であるが、SVG等のベクトル系であれば10〜14日間程度迄なら拡大表示すれば、測点がある程度区別出来るので実用になっている。

 蛇足ながら、当方がサーバを置いている居室にはとっても古いエアコンはある。しかし、当方は典型的な「三丁目の夕日」的な昭和世代で扇風機で涼むことで充分満足出来るので、来客でもない限り点けることはない。結局、今年は一度も付けずに終わってしまった。ここで公開したグラフはそんな人間だからこそ取れたものであり、今時の一般的な日本の家庭では暑ければ居室のエアコンを点けて床面気温は27度程度になっているだろうから、「HP ProLiant ML110 G7 OSレスモデル 6473360-AHZN」のFANが高速回転(78.400%)になることはないだろうし、FAN騒音もエアコンの風切り音次第で感じ方が変わることだろう。因みに当方のとても古いエアコンを点けるとサーバだけでなく、他のどんなFANの風切り音もかき消され聞こえなくなるのは間違いない(笑)。

 一般には、居室であれば、最新のエアコンを活用するだろうから、もし、Fan騒音が気になる様ならサーバ機背面からの音を出来るだけ吸音または拡散させる様に工夫する方が賢いのかもしれない。また、冬場ではホットカーペットを併用したりとするので、エアコンの暖房の風の熱等も含めて、21度以上にならない工夫が必要になるかもしれない。当方は暖房なし運用なので心配ないが(笑)。
posted by Mire at 15:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅サーバ構築管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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