2012年05月05日

【CentOS6】Linux端末でDVDラベル印刷 with glabels-2.2.8-2.1

 今回、4枚程DVDを一度に焼くと、やはりその盤面にラベル印刷をしたくなった。以前紹介した様にDVDラベルの印刷は、これ迄Vista環境で立ち上げ直して市販のWindowsアプリで行って来ていた。しかし、作業効率上、その為だけに連続作業中のLinuxをshutdownしたくないものだ。数日間は、焼いたDVD4枚共にケースに納め区別して来たものの、次々と取り出して端末側やサーバ側で利用しているとだんだんとどれがどれやら判らなくなって来てしまったのだ。
 多少泥縄的だが、もう管理の限界なので、そんなこと今やってる場合かと思いつつも、Lunux環境でのディスクラベル印刷環境作りをすることにした。

 ネット検索すると、有難いことに首記のglabelsというLinuxアプリがあることが判り、installさせて頂いた。

 実際に行なったハンド処理をまとめると次の様なscriptなるが、glabels2.2.8はrpmで簡単にinstall出来る。色々と依存関係がある様なのだが、当方のCentOS6.2端末の環境ではglabels提供のアプリ本体、ライブラリ、ドキュメントの3つのパッケージのみの取得で充分であった。

            Install_glabels-2.2.8-2.1.el6.x86_64.sh


#!/bin/bash

cd ~
cd InstallFiles/
mkdir glabels
cd glabels
wget http://pkgrepo.linuxtech.net/el6/testing/x86_64/glabels-2.2.8-2.1.el6.x86_64.rpm
wget http://pkgrepo.linuxtech.net/el6/testing/x86_64/glabels-libs-2.2.8-2.1.el6.x86_64.rpm
wget http://pkgrepo.linuxtech.net/el6/testing/x86_64/glabels-doc-2.2.8-2.1.el6.x86_64.rpm
sudo yum install glabels-*
cd ~


 これ迄は思ったより簡単に出来るしアプリも正常に起動する。しかし、以下の2つ程解決する必要があった。

トレイ選択が出来なくなっている?

 当方のCentOS6.2端末では、何故かEPSON EP-801AのCD/DVDトレイ選択が出来なくなってしまっていた。これはどうも、当方が以前、同プリンタ複合機のスキャンを純正のWindowsアプリ並にする時についでに「epson-inkjet-printer-escpr-1.1.1-1lsb3.2.x86_64.rpm」を
installしていたのを起因として、その後update版を見付け「epson-inkjet-printer-escpr-1.1.2-1lsb3.2.x86_64.rpm」にUpdateしたタイミングでの設定操作で、そのドライバにプリンタ設定を占拠させてしまったことが原因だった様だったので、今回uninstallした。その結果。CentOS6.2標準のCUPS installで入っているCUPS driver「Epson EP 801A - CUPS+Gutenprint v5.2.5」が再度指定出来る様なった。設定では推奨のsimplifiedではない方を選択することで「プリンターオプション」の「給紙方法」として「Print to CD」を選択出来る様になった。

 尚、「epson-inkjet-printer-escpr」で供給のドライバは英語の上かなり機能を端折っていて、元々、不要と考えていたので、この障害自体は濡れ衣かもだが、再検証はしない。

テンプレート作成

 さて、これで目出度く印刷出来るかと思いきや、gLabels 2.2.8には、CDトレイ用のテンプレートが入っていない。まぁ、HPも含め海外メーカーのPrinterではCDトレイがないのが当たり前なので、gLabels 2.2.8の作者のJim Evinsさんは、想定外のテンプレートだったのだろう。そのglabels本家を開いてみると既に3.0.0が安定版となっており、2.2.8利用では既に要望も出せない。

 まあ、駄目元で、「ファイル」→「テンプレート・デザイナー(D)」でテンプレートを作成して試て、それを指定することで曲がりなりに印刷は出来た。現状では、OffsetとCDの中心の穴の大きさの調整で問題はあるが、現在の需要は文字タイトルの印刷のみなので、左上に文字をズラして暫定対応した。いずれ、暇な時に調整して試た段階で、うまくいったら正しいテンプレートをここに追記すことにする。

 「テンプレート・デザイナー」では設定した内容は、他のLinixアプリ同様「~/.glabels」配下に「ブランド/製造元」と「パーツ番号」欄に入れた文字に「.template」の拡張子を付けたファイルとしてユーザ個別に保存される仕組みだ。当方で試作したテンプレートは以下の通りだ。
            ~/.glabels/Mire_CDandDVD.template


<?xml version="1.0"?>
<Glabels-templates xmlns="http://snaught.com/glabels/2.2/">
<Template brand="Mire" part="CDandDVD" size="Other" width="120mm" height="120mm" description="CD/DVD">
<Label-cd id="0" radius="58.7mm" hole="11mm" waste="1.5mm">
<Markup-margin size="1.5mm"/>
<Layout nx="1" ny="1" x0="1.5mm" y0="1.5mm" dx="-0.4mm" dy="-0.4mm"/>
</Label-cd>
</Template>
</Glabels-templates>

LinuxアプリのgLabelsでは、この画像の様に簡単にイメージ通りにラベル作成が出来る。しかし、何故か実際の印刷では、若干右下方向にに位置がズレたり、ホールの径が調整出来なかった。ということで、まだテンプレートは要研究であるが、充分に活用出来るアプリである。テンプレートは、ユーザ別保管なので「ブランド/製造元」と「パーツ番号」欄には何を入れても良いので、色々試すことが出来る。用紙の大きさには適当なものがないので「その他」を選択し、幅/高さ共に120mmを指定し「ラベルまたはカードの形状」で「CD/DVDの形(含むクレジット・カード CD)」を選択、「2. インナーの半径」を11mm、「5. 余分な部分 (重ね刷り可)」と「6. 余白」には1.5mmを指定、同様に「レイアウトの数」では、当然1のまま、レイアウトは <Layout>タグの中身通り指定して「適用」ボタンをクリックしただけの代物である。

 尚、glabelは機能的には極めてシンプルで、本邦の著名商用アプリにはとても及ばない。例えば、文字を円弧状にレイアウトしたければGIMP等でその様な画像を作成して貼付ける必要があるので、当方ではビデオDVDのラベル印刷は当面Windows環境のアプリを活用するが、それでも、glabelsでも基本的なことはほとんど出来るので最終的にはかなりのものが、こちらに移行することになることだろう。

2012-05-12 追記
 レイアウトがズレてしまう件は、当方のEPSON EP-801Aの環境では次の様テンプレートのオフセットした設定でほぼズバリ解消することが出来た。しかし、残念なことに、センターホールの大きさだけは、半径21mm強と大きな印刷空白が固定で強制的に適用されている様で調整出来ない。また、ラベル作成時に表示されるディスクイメージは、おそらくインチピッチの升目であり、メートル法しか馴染みのない者としては差替えたいところだ。gLabelsはオープンソースなので、何らかな修正を加えた場合には、ここで、公開する予定だ。

            ~/.glabels/Mire_DVDoffset.template


<?xml version="1.0"?>
<Glabels-templates xmlns="http://snaught.com/glabels/2.2/">
<Template brand="Mire" part="DVDoffset" size="Other" width="120mm" height="120mm" description="CD/DVD">
<Label-cd id="0" radius="58.7mm" hole="12.5mm" waste="3.175mm">
<Markup-margin size="3.175mm"/>
<Layout nx="1" ny="1" x0="-0.575mm" y0="-0.575mm" dx="-3.75mm" dy="-3.75mm"/>
</Label-cd>
</Template>
</Glabels-templates>


 蛇足ながら、この調整法を一つ書いておく。簡単に言うとほぼ盤面一杯に丸に十の字とその天地が判る印ん文字を入れたラベル原稿を一つ作り実際にCD/DVDに印刷して試ることが一番だ。その際、テスト印刷するCD/DVDで悩む所だが、どうしても無い人は、雑誌付録についてくる不要なCD/DVDを差してテスト印刷するのも一つの手だろう。それは当然印刷用でない筈なので擦れば消えると言うよりあたり構わず汚す原因になるが、目分量で調整する制度ならティッシュで拭いたら何度でもテスト可能だ。実際に印刷すると、仕様どおりなら十の字の真ん中はhole値で制御されるた形で印刷されない筈だし、丸からの飛び出し分が、定義したテンプレートの印刷範囲の上限ということになる。
posted by Mire at 06:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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