2011年07月24日

【節電/省エネ】CPUSpeed1.5の使い方 「USAGE」 (和訳)

 CPUSpeedの配布パッケージには、「USAGE」という使い方を書いたファイルが添付されている。これには、cpuspeedをコマンドとして使うときの使い方が記述されている。前版の1.2もほぼ同様のオプションだったのでcpuspeed単体での使い方の変更は一部に過ぎない。しかしCPUSpeed1.5パッケージとしてはCPUSpeedサービス(Daemon)起動時の設定ファイルは、ここに書かれているコマンドオプションを記入することになるのでなったので最重要の文書となった次第だ。そこで、ここにその日本語訳を掲載しておく。尚、この訳は当方の英語力の限界迄正確に訳しているものの文法的にどうなの?と思いながら意訳に走ったり、文法にこだわり日本語から遠ざかったりで読む方にとっては分かり辛いところもあるかもしれない。その時はここの和訳はあくまで索引として、原文で正確な内容を掴んで頂きたい。尚、原文は記事末尾に掲載しておく。

             cpuspeed-1.5/USAGE (和訳)


cpuspeed v1.5

 このプログラムはシステムのアイドル状態の比率を監視し、アイドル時には最小限の電力消費とし、
必要時には最大能力となる様に、CPUコアのクロックスピードを減増します。既定でこのプログラムは
nice()されたプログラムが使った時間とアイドル時間としての入出力待ちで使う時間を算入します。

 そしてまた、このプログラムはオプションとして、PCのACアダプタ切断時に最小化や過高温時に
CPUコアクロック速度を低減する設定の選択もあります。

 既定で、このプログラムはシステム内で検出された全てのCPUコアを管理します。

使い方: cpuspeed [オプション]

オプション:
-d プロセスそれ自身をデーモン化する指定 (バックグラウンドで実行)

-i <時間間隔>
アイドル比率の検査間隔を設定し10分の1秒単位で速度を変化させます(既定は20)。

-p <速度アップ> <しきい値>
CPUコアのアイドル比率のしきい値を設定。<速度アップ>はCPUが最大可能速度に設定される
アイドル比率下限値。
<しきい値>はCPU速度が減速される上限値とCPU速度が増加する下限値を設定(既定は10と25)

-m <最小速度>
CPUが設定出来なくなる下限の最小速度をKHzで設定

-M <最大速度>
CPUが設定出来なくなる上限の最大速度をKHzで設定

-t <温度ファイル> <最大温度>
ACPI温度ファイルとCPUsを最低速度に設定させる温度を設定

-T <時間間隔>
10分の1秒で温度のポーリング間隔の設定(既定は10)
(要、上記の'-t'オプション)

-a <ACファイル>
ACPIのACアダプタ状態ファイル設定とACアダプタの非接続時に
CPUsを最小速度に設定指示をさせます。
(これは既定ですが、下記の'-D'オプションで変更されます。)

-A <時間間隔>
ACアダプター状態をポーリングする間隔を設定します。
(要、'-a' オプション)

-C
ACアダプター接続時に最大速度で動作します。
(要、'-a' オプション)

-D
ACアダプター非接続時に最小速度で動作します。
(要、'-a' オプション)

-r
プログラム終了時に前回の速度を保管します。

-S "<CPUコア1> [[<CPUコア2>] ...]"
CPUコアの単独の組のみを管理します。 特定したコアの全てが
(同じ早さにロックされ)一つの単独の組として制御され、それは
'n'がシステム上の全CPUコア数のとき、0からn-1の範囲です。
複数コアを特定時は必ずそのリストを引用符で囲んで下さい。
このオプションがないと、このプログラムはシステム内の全CPUの
全コアみんなを管理する為、自身のコピーを作成し、かってに
コアの組を決定します。古いカーネル上での利用や「作用するCPU」
ファイルが開けないといったエラーメッセージを得たならば、
その時は、このプログラムは、一緒に制御されるべきコアの各組
(多分物理的なCPU毎を意味します)の為に、このオプションを使い
分けて実行しなければなりません。

CPUコアを最大のパフォーマンスの為の最大クロック速度にしておくには、
SIGUSR1信号をCPUコア制御しているプロセスに送ります。

CPUコアを最大の電池持ちの為の最小クロック速度にしておくには、
SIGUSR2信号をCPUコア制御しているプロセスに送ります。

CPUコアのクロックの動的変更したものを回復するには、
SIGHUP信号をCPUコア制御しているプロセスに送ります。

著作者:
Carl E. Thompson - cet [at] carlthompson.net (Copyright 2002 - 2008)
 余計な解説は不要だろうが、特筆したいのは、NotePCの電源接続/非接続時と温度に対するオプションの存在である。当方のPCの場合、日常的な利用であれば、節電の負担感なしに概ね800MHzの最低周波数で推移しているので必要性が低い為、設定していないが、負荷の大きな仕事をさせている人にとっては移動中や空調なしの屋外作業時には必須かもしれない。そのときに必要になるACPIのACファイルと温度ファイルと位置について触れておこう。
 LinuxのディストリビューションやCPUコアの実装により若干差はあるかもしれないが、当方のPCでは次の位置にあり「cat」コマンドで次の様に中身を見ることが出来る。設定では恐らくこれを直接指定して良いものと思う。NotePCのLinux環境をお持ちの方は「/proc/acpi」以下の「AC」と「thermal_zone」を探して頂ければ良いだろう。
 但し、このACPI規格は1996年12月にIntel社、Microsoft社、東芝が共同で最初の規格を策定したもので、以前の古いNotePCは対応していないし、別件ながら、未対応の部品を含むPCでは起動時にトラブることもある様だ。機器次第なので、うまく行かない場合はあまり深追いしないこともお奨めしておく。




mire@mire-FMVNF75YD:~$ cat /proc/acpi/ac_adapter/AC/state
state: on-line
mire@mire-FMVNF75YD:~$ cat /proc/acpi/ac_adapter/AC/state
state: off-line
mire@mire-FMVNF75YD:~$ cat /proc/acpi/thermal_zone/TZ00/temperature
temperature: 27 C
mire@mire-FMVNF75YD:~$ cat /proc/acpi/thermal_zone/TZ01/temperature
temperature: 27 C


 最後に蛇足ながら、いつもCPUSpeedの設定では「cpuspeed.conf」の位置で悩むものである、今回、Ubuntu10.10の場合は、「/etc/default/cpuspeed」であったが、これは、make install時のMakeFileで決まり、サービスの起動スクリプトの記述次第なので、悩んだ方はそちらをエディタで除いて見て欲しい。redhat系の方も/etc/inid.d以下で起動スクリプトを探せば判るかもです。
 探せたら、それに、「OPTS="$OPTS <オプション記述>"」の行を1つずつ記述してから、「service cpuspeed restart」し、動作を「ksysguard」辺りで確認して下さい。

             cpuspeed-1.5/USAGE (原文)


This program monitors the system's idle percentage and reduces or raises the
CPU cores' clock speeds accordingly to minimize power usage when idle and
maximize performance when needed. By default the program counts time used by
nice()d programs and time used waiting for IO as idle time.

The program may also optionally be configured to reduce the CPU cores' clock
speeds if the temperature gets too high or minimize their speeds if the
computer's AC adapter is disconnected.

By default this program will manage every CPU core found in the system.

Usage: cpuspeed [Options]

Options:
-d
Tells the process to daemonize itself (run in background).

-i <interval>
Sets the interval between idle percentage tests and possible speed
changes in tenths of a second (default is 20).

-p <fast up> <threshold>
Sets the CPU core idle percentage thresholds. <fast up> is the idle
percentage below which a CPU will be set to the highest possible
speed. <threshold> is the idle percentage above which a CPU's
speed will be decreased and below which a CPU's speed will be
increased (defaults are 10 and 25).

-m <minimum speed>
Sets the minimum speed in KHz below which a CPU core won't be set.

-M <maximum speed>
Sets the maximum speed in KHz above which a CPU core won't be set.

-n
Do not treat niced programs as idle time.

-w
Do not treat time waiting for IO as idle time.

-t <temp file> <maxtemp>
Sets the ACPI temperature file and the temperature at which CPU
cores will be set to minimum speed.

-T <interval>
Sets the interval at which the temperature will be polled in
tenths of a second (default is 10).
(Requires the '-t' option above.)

-a <AC file>
Sets the ACPI AC adapter state file and tells the program to set
the CPU cores to minimum speed when the AC adapter is disconnected.
(This is the default but is changeable by the '-D' option below).

-A <interval>
Sets the interval at which the AC adapter state will be polled in
tenths of a second (default is 50).
(Requires the '-a' option above.)

-C
Run at maximum speed when AC adapter is connected.
(Requires the '-a' option above.)

-D
Do NOT force minimum speed when AC adapter is disconnected.
(Requires the '-a' option above.)

-r
Restores previous speed on program exit.

-S "<CPU core 1> [[<CPU core 2>] ...]"
Manage only a single group of CPU cores. All of the specified
cores will controlled as a single group (locked to the same speed)
and are in the range 0 to n-1 where 'n' is the total number of CPU
cores in the system. Note that when specifying multiple cores the
list must be enclosed in quotes. Without this option the program
creates copies of itself to manage every core of every CPU in the
system and automatically determines core groups. If you are running
on an old kernel and get an error message about not being able to
open an "affected_cpus" file then you must run this program
separately for each group of cores that must be controlled together
(which probably means for each physical CPU) and use this option.

To have a CPU core stay at the highest clock speed to maximize performance
send the process controlling that CPU core the SIGUSR1 signal.

To have a CPU core stay at the lowest clock speed to maximize battery life
send the process controlling that CPU core the SIGUSR2 signal.

To resume having a CPU core's clock speed dynamically scaled send the
process controlling that CPU core the SIGHUP signal.

Author:
Carl E. Thompson - cet [at] carlthompson.net (Copyright 2002 - 2008)
posted by Mire at 08:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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