2011年05月30日

たけしのコマ大数学科 合計値を「0,3,6,9」とせず0-4の全5札を取出す確率2

 以前このブログでもJavaで書くことが本則のAndroidプログラミングを動機としてJavaの学習を始めたことに触れていたが、構文程度ながらも基礎的なことは理解したつもりなので、前項でPythonで書いたものを、ささっと、Javaに書替えてしまおうと思って取り組んだのが、本稿である。

 ん〜、まぁ、Javaの構文はCのそれと大差ないので苦労ないと思ったが、長らくPythonに浸っていると、やはりCの頃以上にセミコロンは忘れるし、宣言や初期化のタイミングでも悩むし、Pythonならlist処理で簡単に短く出来るが、やはりJavaの生の配列には値がかよっていない様に感じ嫌になって来るし、Cでもあるprintfを見付け使ったが、引数の数を取り違えてもコンパイルエラーにならず、データ表示だけが意味不明になる等、終始振り廻されて続けてしまった。要は知識と慣れ不足が原因と言うことであるのだが、こんなもんでAndroidプログラミング何ぞ、何時のことになろうことやらと、先が思いやられた次第である。

 そうは言っても、同じクラスに、ミソもクソも詰込んだ形でのJava移植には成功したのでここに掲載しておきPythonとの違いについて感想をいくらか述べさせて頂くことにする。このコードをJava風に書替えるこつが出来る様になれば、Javaをマスターしたと言うことになるのであろうから個人的な指標としての価値もあるだろう。

 尚、実を言うと、分数の約分については、かなり適当なその場限りの処理となっていることには気づているのだがpython共にそのままとしている。その辺はご容赦願いたい。正しくは、分子、分母の整数共に絶対値をとり、その最小値を最大値として、forループで大きい方からデクレメントさせながら、分子、分母共に割切れる最大の絶対値を求め、それで分子、分母をそれぞれ割ったものを解とすべきでものである。その点、今のものは、少なくとも一方が正の整数であることを前提にしている訳だ。


          MagicNumber.java


/**
たけしのコマ大数学科 2011.5
【問題】
袋の中に0から4迄書かれたカードが1枚ずつ合計5枚ある。
4つの数字「0・3・6・9」をマジックナンバーと呼ぶ時
以下のルールで独りでゲームを行い勝つ確率を求めなさい。
ルール
★袋から無作為に1枚ずつカードを取出す
★取出したカードの数字の合計がマジックナンバーになったら
その時点で負けとし、それ以降はカードを取出さない
★途中で負けなく全てのカードを取出せたら勝ちとする。

#  この問題には問題がある。数学問題で言えば、カードの組合せの #
# 確率で解答することが常識だろうが、「負けた時はそれ以降カード #
# を取出さない」とのルールを重視すると、時間的な確率を意図する #
# 可能性も秘めている。単位時間での確率と考えるなら1枚引く毎の #
# 時間を基に計算すべきなのだろう。文系受験者にはそんな発想こそ #
# 必要かと思う。横並びの人材より変わった発想で課題にアプローチ #
# 出来る能力こそ入試選抜出来る様に変革すべきではないだろうか? #
*/
public class MagicNumber
{
static String __doc__ ="たけしのコマ大数学科 2011.5\n" +
"【問題】\n" +
"袋の中に0から4迄書かれたカードが1枚ずつ合計5枚ある。\n" +
"4つの数字「0・3・6・9」をマジックナンバーと呼ぶ時\n" +
"以下のルールで独りでゲームを行い勝つ確率を求めなさい。\n" +
"ルール\n" +
"★袋から無作為に1枚ずつカードを取出す\n" +
"★取出したカードの数字の合計がマジックナンバーになったら\n" +
" その時点で負けとし、それ以降はカードを取出さない\n" +
"★途中で負けなく全てのカードを取出せたら勝ちとする。\n\n" +
"#  この問題には問題がある。数学問題で言えば、カードの組合せの #\n" +
"# 確率で解答することが常識だろうが、「負けた時はそれ以降カード #\n" +
"# を取出さない」とのルールを重視すると、時間的な確率を意図する #\n" +
"# 可能性も秘めている。単位時間での確率と考えるなら1枚引く毎の #\n" +
"# 時間を基に計算すべきなのだろう。文系受験者にはそんな発想こそ #\n" +
"# 必要かと思う。横並びの人材より変わった発想で課題にアプローチ #\n" +
"# 出来る能力こそ入試選抜出来る様に変革すべきではないだろうか? #\n";

static int[] reduction(int numerator, int denominator)
{
int[] rtn;
int mx = ((numerator>=denominator) ? numerator:denominator);
for(int i=mx; i>1; i--)
{
if((numerator % i == 0) && (denominator % i == 0))
{
int n = numerator/i;
int d = denominator/i;
rtn = new int[]{n, d};
return rtn;
}
}
rtn = new int[]{numerator, denominator};
return rtn;
}

static String str_reduced_fraction(int numerator, int denominator)
{
int[] i = reduction(numerator, denominator);
return i[0] + "/" + i[1];
}

/**
*Pythonのif文で使うリスト要素の存在を見付けるinをエミューレート
*/
static boolean in(int item, int[] items)
{
for(int i : items)
{
if (i ==item)
{
return true;
}
}
return false;
}

/**
* マジックナンバーと累計値を照合し、勝負けを判定
* 照合分は1、不照合分は0としてメッセージとのタプル
* を返す
*/
static int isMagicNumber(int[] cards, int[] sum_lose)
{
int sum =0;
String msg ="";
String rtn ;
int n=0;
for(int c : cards)
{
msg = "「" + msg + "」";
sum += c;
if(in(sum, sum_lose))
{
return n;
}
n++;
}
return -1;
}

/**
*残り札の配列生成
*/
static int[] RemainCards(int[] cards, int card)
{
int[] r_cards = new int[cards.length-1];
int j = 0;
for(int i=0; i=0)
{
msg = "";
sum=0;
for(int i=0; i<=mgc; i++)
{
msg += "「" + cs[i] + "」";
sum += cs[i];
}
msg2 = "の累計が" + sum + "となり負け。";
++loses;
}
else
{
msg = "";
msg2 = "勝ち";
++wins;
}
System.out.printf("%3d %2d %2s [%1d, %1d, %1d, %1d, %1d]%s %s\n"
,++alls, wins, loses, cd0, cd1, cd2,cd3, cd4
,msg,msg2);

}
}
}
}
}
System.out.printf("解答: %s (勝ち=%d, 負け=%d, 全順列=%d)\n"
, str_reduced_fraction(wins, alls), wins, loses, alls);
}
}


 このコードを実行すると次の様になる。Pythonからの移植に当り言語差を回避する為に、多少仕様を変更しているので、各メソッドの返値だけでなく、表示も同一でないことはご容赦願いたい。


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posted by Mire at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

たけしのコマ大数学科 合計値を「0,3,6,9」とせず0-4の全5札を取出す確率

 文字数を最大限に絞ると上の様な表題になるが、たけしのコマ大数学科「マジックナンバーに挑戦」が本日のお題である。今年の神戸大学文系入試問題だったものとのことである。例によって、今回も、Python君にたけしのコマ大 数学研究会の体育会系手法で、全順列を書出させるマゾ的解答例である。試験会場でYahoo知恵袋に質問するくらいなら、この様なプログラムをPC持込みで書き、堂々とプリントアウトしてプログラムも込みで答案用紙に貼り付けて提出して試て欲しいものだ。
 無論、今は無理でも何れそんな大学入試をするとこが出て欲しいものだ。試験と言う枠て合格する為に磨く記憶力と要領で社会での活動能力が計れるものでもないし、多機能スマホを多くの社会人が持つ様になる時代の社会インフラと試験インフラにギャップを設ける必要はないと思うのはmireだけだろうか。mireの記憶力と計算力はとても乏しい。それで入試には苦労した記憶があるし、それが動機でPCを始めたクチなので恨みに近い感情さえあるのも確かだが、紙と鉛筆は使って良いのなら、その幅が目的により拡がってもなんらおかしくない筈だ。

 さて、お題に戻ろう。問題文は、以下の通りである。

たけしのコマ大数学科
袋の中に0から4迄書かれたカードが1枚ずつ合計5枚ある。
4つの数字「0・3・6・9」をマジックナンバーと呼ぶ時
以下のルールで独りでゲームを行い勝つ確率を求めなさい。

ルール
★袋から無作為に1枚ずつカードを取出す
★取出したカードの数字の合計がマジックナンバーになったら
その時点で負けとし、それ以降はカードを取出さない
★途中で負けなく全てのカードを取出せたら勝ちとする。


 文系の数学問題であるとの前提であれば、この確率は、カード5枚を取出す際の全順列の内で
取出したカードの数の累計値がマジックナンバー「0・3・6・9」とならずに済む順列がいくつあるかを数えれば済む、何の能力を確かめたいのか判らない、ある意味で気休め的な平凡な入試問題である。文系の数学問題なので、それはそれで、数学得意の受験者には楽勝の有難い問題ではあるのだから、もしmireが当事者なら喜んだことだろうけど(笑)。

 ということで、Python君に想定する答え通りの解答を途中経過も含めて出して頂くプログラムが次のものである。文系の問題で5枚のカードを5枚取出すとあるので、気合いを入れずにそのままfor文を5段に入れ子で書かせて頂いたが、まあ、ここ辺りを変えるなら、関数化し入れ子にする方が良いとも言える。でも、問題が問題なだけに、文系入試の解答に入れ子処理は高度過ぎて実体が読めずに不正解とされても困るので、ベタ書きのままとして置く。気になる人は、終了条件となる取出しカード枚数を引数として、forループ1段を書いた関数を書き、入れ子したその関数の引数にデクレメントし、枚数がゼロになったら抜ける様にすれば良い。

 尚、今回も何故か分数が絡んでしまったので、前回の分数約分用汎用関数をそのままコピペ流用した。入試では駄目でも自分で作った資産流用は実社会ではあって当り前の行為である。


          komadai_card_game.py


#! c:/Python26/python.exe
# -*- coding: UTF-8 -*-
"""
たけしのコマ大数学科 2011.5
【問題】
袋の中に0から4迄書かれたカードが1枚ずつ合計5枚ある。
4つの数字「0・3・6・9」をマジックナンバーと呼ぶ時
以下のルールで独りでゲームを行い勝つ確率を求めなさい。
ルール
★袋から無作為に1枚ずつカードを取出す
★取出したカードの数字の合計がマジックナンバーになったら
その時点で負けとし、それ以降はカードを取出さない
★途中で負けなく全てのカードを取出せたら勝ちとする。

#  この問題には問題がある。数学問題で言えば、カードの組合せの #
# 確率で解答することが常識だろうが、「負けた時はそれ以降カード #
# を取出さない」とのルールを重視すると、時間的な確率を意図する #
# 可能性も秘めている。単位時間での確率と考えるなら1枚引く毎の #
# 時間を基に計算すべきなのだろう。文系受験者にはそんな発想こそ #
# 必要かと思う。横並びの人材より変わった発想で課題にアプローチ #
# 出来る能力こそ入試選抜出来る様に変革すべきではないだろうか? #
"""

def isMagicNumber(cards, sum_lose=[0, 3, 6, 9]):
"""
マジックナンバーと累計値を照合し、勝負けを判定
照合分は1、不照合分は0としてメッセージとのタプル
を返す
"""
sum = 0
msg = ''
for c in cards:
msg += '「%d」' % (c)
sum += c
if sum in sum_lose:
msg += 'を引いて合計が%dとなり、負け。' % (sum)
return 1, msg
msg += '☆勝ち。'
return 0, msg


############################################################
# 汎用関数
def reduction(numerator, denominator):
"""
reduce a fraction: numerator / denominator
分数を約分 : 分子/分母
"""
#print numerator, denominator
mx = max(numerator, denominator) # 分子,分母で大きい方を約分の最大の公約数候補とする
r = range(mx+1)[1:] # 1から最大の公約数候補迄の数字リストを作成
r.reverse() # 逆順に並べ替え
for i in r: # 順番に
if (numerator % i==0) and (denominator % i ==0): # 約数候補を試す
# print '%d/%d' % (numerator/i, denominator/i)
return numerator/i, denominator/i # (分子,2分母)の形のタプルを返す


def str_fraction(t=(0,1)):
"""
returns string of fraction: 't[0] / t[1]'
分数の文字列を返す : '分子/分母'
"""
return '%d/%d' % t


def str_reduced_fraction(t=(0,1)):
"""
returns string of reduced fraction
約分した分数の文字列を返す
"""
return '%d/%d' % reduction(t[0], t[1])

############################################################


sum_lose = [0, 3, 6, 9] # 負けとなる合計値(ゲームルール)
cards = [0,1,2,3,4]
cards0 = cards[:]
cards1 = cards[:]
cards2 = cards[:]
cards3 = cards[:]
cards4 = cards[:]

# 5!となるが「コマ大」的にはこの体育会系解法だろう
cards_sets =[] # カード選択の全組合せ結果を入れる。
cards_set =[] # 5枚のカード選択結果を入れる。

print __doc__
print 'カード順列別に判定すると以下の様になる。'
print 'No. 勝 負 [出現可能順列] その場合の実際の取出しと判定'

alls = loses = wins = 0
for c0 in cards0:
cards1 = cards0[:]
del cards1[cards1.index(c0)]
for c1 in cards1:
cards2 = cards1[:]
del cards2[cards2.index(c1)]
for c2 in cards2:
cards3 = cards2[:]
del cards3[cards3.index(c2)]
for c3 in cards3:
cards4 = cards3[:]
del cards4[cards4.index(c3)]
for c4 in cards4:
cards_set = [c0, c1, c2, c3, c4]
lose, msg = isMagicNumber(cards_set)
alls += 1
loses += lose
if lose==0: wins += 1
print '%3d %2d %2d' % (alls, wins, loses),
print cards_set, msg
#cards_sets.append(cards_set)
cards_set = []
flag = 0
#sum = 0

ans = '解答: %s (勝ち=%d, 負け=%d, 全順列=%d)' % (str_reduced_fraction((wins, alls))
, wins, loses, alls)

print '\n%s' % (ans)
print '========================================'

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posted by Mire at 20:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月26日

或る無能なPythonistaのJava事始(2) 「やさし Java」の読み方

 1ヵ月程前に学習を始め、ようやく「やさしいJava 第4版 高橋麻奈著」も一通り読み終わった。まだ、ある無能なPythonista君は、行末のセミコロンを付け忘れ、javacに怒られている常態であるは内緒にしおくが、当初の想定通り、Javaの基本構造を理解しただけでは、実際のプログラミングで必要なライブラリを知らないので役立つものは何も書けていない。しかし、手間を省かず、「やさしいJava 第4版 高橋麻奈著」の例題を実際に手打ちし体で覚えたことから、短い単純計算のツール程度であれば作れる程度になったことは成果ではあった。

 最近、2度目に目を通して試ると、このことはまえがきに「プログラミング上達への近道は、実際にプログラムを入力し、実行してみることです。...」とちゃんと書いてあることで普遍的な王道だったという事であろう。mireは、PCがまだマイコンとも呼ばれていた頃の古い人間なのでコンピュータ学習は全て独学しかあり得ない時代からのお付合いなので、逆に、このやり方しか知らない訳なので、自然とそうしたが、なかなかマスター出来ない人の1つの特徴として、この最初のボタンの掛け違いで、労をいとい、ネットから手軽にソースをコピペで持って来て実行し、満足するパターンがある。当方もこのことをしない訳ではないが、あくまで、自分の手打ち分で上手く行かない場合のことだったり、直接課題と関係ない機能をお手軽に移植したい場合にするくらいである。どんな言語でもこれは言えること。
 Javaは学習コースが捨てる程に全国で開催されているから問題になるが、我らがPythonに至ってはないので絶対にこれしかない。なぜ無いかというと日本ではポピュラーでないからだが、他言語に理解のある人なら1週間で独り立ち出来る程度にユーザフレンドリーなので要らないことも事実である。どうでもよいことだろうが、pythonの様なLL系言語では「Hello World!!」は「print "Hello World!!"」の一行を書いて「python ソースコードファイル」で済むが、Javaでは、先ずは@クラスを定義、Aその中にmain()実行メソッドを書いて、Bその中に、「System.out.print("Hello World!!");」と書いて、C実行前には「javac ソースコードファイル」でコンパイルしJVMが解する中間言語形態の「〜.class」ファイルに変換し、Dやっと「java クラス名」で実行出来る訳なので、兎に角、これを空で間違いなく打てなきゃ話にならない。最初は意味何ぞ全く判らなくて良いのだ。意味は空で打てる迄になってから考えれば充分だし、ある程度周囲が見渡せる様になってからしか見えないものもあるので、先ずは、「空で打って実行出来る」ことを第一中継ポイントと考え何度でも手打ちして欲しい。JavaはPythonよりたいへんだが目的があれば愚痴っても仕方がない(笑)。

 尚、コーディングスタイルについては、人それぞれの面もあるが、学習中は次の様な書き方をmireは推奨する。Javaは、開発当時主流だったC言語のコーディング構造をそのまま踏襲した為、行コメントを除き「改行」が文法上無視される代わりに文末に「;(セミコロン)」を置くことに加え、ブロックを明示的に中括弧で囲むことを、コンパイラ側の必要性から生まれた制約をユーザーに強いる言語なので、慣れない間は、視覚的に不具合を見付け易い様にして置く方が断然効率的であるからである。
          HelloWorld.java 


/**
* 初めてのjavaプログラム「ようこそ世界へ!!」
/*
public class HelloWorld
{
public static void main(String[] args)
{
System.out.println("Hello World!!"); // Java.lang.System参照
}
}

  1.  ブロックは階層別にタブ文字で段付けし、その中括弧は独立行に同一シフト量で記載することで、括弧の開閉対応が明確になり、エディタ等開発環境のツールに頼らなくとも自分の目で簡単に対応出来る。あまりいないと思うが、機能のないWindowsのメモ帳で学習する人は必須のことだろう。
  2.  Javaプログラミングには、必ず1つ以上のJavaライブラリを利用している。この「Hello World!!」では「System.out.println()」メソッドがそれである。最初から全てについて調べる必要はないが、「JavaTM 2 Platform Standard Edition 5.0 API 仕様」を眺め、その定義を追って試る努力はして行こう。これで似たものや興味深いものを見つけたら、GoogleやYahooで検索すれば使い方の雰囲気が簡単に判るはずだし、何よりも新たな知識の位置付けが明確になり、覚え易い。無論、深追いし過ぎて、手打ち量が減っては良くないので、判らない間は癖付け程度で大丈夫だ。
  3.  そして調べた気付きは、その行末に行コメントとして「//」の後に記入して保存しておこう。

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タグ:java
posted by Mire at 01:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pythonプログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

耳管閉塞感が「突発性難聴」だったとは...

 まあ、宝くじに当った様な程度の確率だろうが、中高年になると突発性難聴に襲われることがある。そんな宝くじに目出度く当ってしまった(笑)。調べてもらうと判ることだが、突発性難聴という病気は、症状を表す言葉であって、原因が判っていないので放っておくと聴力が落ちたまま固定されてしまう可能性があり注意を要するものであるので、ここに当方の経験と教訓を記述しておくことにした。

 当方の症状としては、左耳を下にして寝ていて朝起きたら、左耳の耳管が詰ってしまった様に聞こえ方が悪くなっていた。取敢えず、耳の気圧を調え様とするが出来ない。聴こえ具合は、右耳比で10分の1以下であり、「中低域のサァーという空調音の様な耳鳴り」を伴なっていて、左耳に電話を当てると全く使い物にならない状態だった。同時に、多少鼻の調子も良くなかったので、「鼻水が耳管に入って詰ってしまったのかな?」と思ってしまったこと、そして、ちょうど連休にかかってしまったこともあり様子見を決込んでしまったのである。

 当方の当初の自己診断方法として、内耳障害でないことを確認する為、頭骨から直接音が伝わるかどうかを確認する為、頭をかいて試たりしてその音を聴いた結果、髪の毛を弾く高音部の音が聞こえたので問題なしと考えたことが何よりも問題であった。

 まあ、1週間後耳鼻科へ通院しほぼ回復という所迄辿りついたので、結果としてはこと無きを得た訳だが、内耳の場合蝸牛管の聴覚細胞と脳の聴覚野と聴覚神経の結び付けで成立っているので、原因が例えば、血行不良やウィルスや細菌感染で聴覚や神経細胞が全て死滅してしまった後では、論理的にも回復不能となることは誰でも判ることと思うし、脳の方も永く聴覚刺激が無ければ、何時迄も機能を留め続ける保証はない臓器でもあるので注意を要する。

 そうは言っても「突発性難聴」は字の通りに突然難聴になった症状の診断を言って頂けるだけで、原因が判らない難聴症状の総称に過ぎない。従って、治療としては、今一般的に考えられでいる原因として@ウィルス感染、A血行不良、B末梢神経障害等に対する同時投薬で様子を診ると療法を試み、変化を確かめる訳である。
 当方の様に遅れて行くと「時間が経っているので治るかどうか判りませんよ」と言われるし、回復して来ても「途中で回復が止まり治らないこともありますよ」と脅されるし、発症後、即行った場合でも、「原因が判らないものが突発性難聴なので治らないこともありますよ」と言われるもので患者によってはストレスが溜まる病気だが、原因がストレスの人もあると言う(爆笑)から、気長に先生の治療方針を信じ落ち着いてことに当ることが何よりも大切だ。

 そういうことを理解した上で、原因不明なのだから、自分の聴覚の状態を正確に把握し、その変化を数値で捉えることが患者としては大切と思い今回、自分の聴覚について記録をとり続けているところだ。

 当方の治療としては次の通り。治療時期や医師により多少の差はあるものと思うので、もし、あなたが突発性難聴なら、お近くの医師の処方に従って下さい。
  1. プレドニン錠5mg(ステロイド:合成副腎皮質ホルモン剤) の大量傾斜投与で炎症に対処:朝食後1回、8錠から開始、経過を確認しながら漸減しまもなく投与がなくなる。
  2. メチコバール錠 500μg で末梢神経障害を改善: 毎食後1錠
  3. アデホスコーワ顆粒10% 1g で、脳の血流を改善: 毎食後1包
  4. サイモチンS錠50 で末梢血管を広げる: 毎食後1錠
  5. ガスロンN・OD錠2mg で胃を保護: 朝夕食後


 尚、病院での聴力検査はオクターブ単位の粗い計測となり細かい特性迄採ってもらえないし、基本的に正常範囲の聴力かどうか迄が基本的な治療の範囲となる。当方の今の状態は正常範囲に入ったとのことで、@のステロイド剤は既に受け取っているもので投与なしとなった。

ただ、現時点の症状として、左右の音量感の差は余り感じない程度になったものの、中音域の一部に大きく落込みがある。まだ、その部分の音色が左右で異なって聞こえ、まるで笛が吹かれているかの様な不快感が残っていることが問題である。以前の様に音の方向を大きく間違ったり、方向が飛び散った様に聞こえることはなくなったし、テレビも小さめの音量で楽しめる様にはなっている。

 尚、ここで、聴覚測定に使ったソフトは黒田耳鼻咽喉科医院 黒田建彰院長が公開されている高周波聴力検査ソフト(version1.3 2010/10/02)を活用させて頂いた。難聴には色々と原因があるのだろうし、突発性難聴も個別の原因が判らなくとも対処方法はある。でも、違和感が大きくならない限り我々は異常と考えないことが多いのでないだろうか? そして一般に年齢と共に聴覚細胞の繊毛が失われることで少しずつ聴力を失って行くのであるが、それ以外でも余り気にしない内に突発性難聴の様に部分的に障害を受けたことで失ってしまうものもあるのではないだろうか? 今、このページをお読みのあなたも、正常と思われる今の状態を、このソフトを使って自己診断しておくことをお勧めしておく。
 利用に当たっては、PCのサウンドカードは出来れば、純音再生の為にひずみの少ない外付けのものを購入し使うべきだし、ヘッドホーンもオーディオ用の低域迄素直に再生出来るものを用意したいところではあるが、取敢えずは、PCの端子にイヤホンタイプのレシーバで構わないので、PCのスピーカーボリュームを最低の1に設定して試して頂き、Alt + Print Screenで画面コピーを撮り、画像として測定記録を残して置くことをお勧めする。

 以下に当方の記録を参考迄に掲載しておく。続きを読む
タグ:突発性難聴
posted by Mire at 22:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

原発を安全にするには

 管総理の中部電力への浜岡原発停止要請で、ようやく政治的な方向性が示されたので、安全な原発について、素人なりの理解をまとめさせて頂いたのでここに掲載しておくことにする。根拠とした文献については、いずれリンクを貼るつもりだが、いずれもこのBlogの過去記事にあるので、それ迄の間、気になる方は、過去記事を一通りお読み頂ければ有難い。投稿の時期により若干、立ち位置に変化はあるが、「原発は安全」と言い続けていく以外行動をして来なかった行政と事業者の姿勢には以前より疑問を抱いていたし、それに変化はない。同時に、「原発反対」との立ち位置の行動にも説得性が乏しく感じていたことも変わらなかった。ただ、原発は安全に運営出来ないなら廃止が当然であり、その条件を明確にして行くこそ今必要だと、より強く思う様になった。ここに組織、共同体としての日本の真価が問われる鍵があるのではと思い、今時点の考えを投稿させて頂いたが、場合により事実認識に誤りや誤った情報で判断してしまっている可能性は残る。もし、そういうことがあれば、ご指摘は有難い。ただ、立ち位置の差をディベート的に語り合うことは好きでないし不毛と思うので受けることはないので予め御了承願いたい。

安全な原発は安全な組織運営から

 先ずは、今の組織が原子力利用を行なう上での問題に触れて おこう。 物理的に安全に活用出来る技術と活用手順が見出せたとしても、 組織に問題があっては初めから利用を考えるべきでないからだ。  これ迄のはっきり言って「原発は安全」は歴代政権が踏襲して 来た、最初に「現存の原発利用有りき」という既成事実に基づく 目的論的決定事項を方便で正当化する為の「魔除け札」として 異口同音で組織的に言い続けた魔法の言葉であった。そして、 それを正当化する為、その不当性を指摘され兼ねない対策はしない ことを本則としてしまうし、組織として安全だと言っている以上、 それ以上の事態に対する対策を考える体制等どこにもあり得ない。 それが組織というものである。恐らくは東電の中にも今日の事態を 危惧し対策の機会を窺っていたいた方も少なからずいらしたものと 思う(信じたい)が、そんな組織の常識から反乱分子とのレッテルを 張られ兼ねず、あからさまな言動が出来なかったことだろう。 これは、分野別で縦割りになっている行政でも同じで通商産業省が 「魔除け札」の危険性を口にすることは組織の目的から有り得ない ことなのである。

 原子力の利用を考えるなら、先ず最初に原子力行政そのものの 見直しを第一義とすべきであろう。そして、その前提として、 今日迄の組織がどの様に活動し決定を下してきたのか、東電は その決定に対しどの様に対応し、また、影響を与えてきたのかを 徹底的に調査すべきであろう。それなくして、今後の組織の在り方 について議論することすら出来ない。立ち位置によっては、誠に 腹立たしいことだろうが責任追及の為ではない。あくまで問題点を はっきりさせ、今後に生かす為にである。場合により当初より 刑事責任は免責して取組む価値すらある最も重要なことであろう。  但し、現実を直視する個となく既存の枠組みで解決を図ろうと する組織と責任者は、その限りではないだろう。原子力利用に 携わる資格はない。お望み通り、既存の法律に従い、全責任を 果たして頂き罪を償って頂きたい。業務上過失致死罪だけなら よいが、未必の故意さえ問われ兼ねない状況は整っている。

緊急停止後の猶予時間の誤算

 今回の東電福島第一原発は沸騰式軽水炉と言い原子炉内の水を 直接沸騰させてその高熱高圧の蒸気を隣接した建物にある発電機の タービンに送り先にある復水器でその蒸気を冷却、水蒸気を水に 戻し気圧を下げることで発生する圧力差を動力として使いタービン の回転エネルギーとし発電する目的に忠実に設計された構造である。  その為、原子炉の上部には常に気体となった高温の水蒸気が充満 しており、水蒸気が逃げ圧力が下がると水位が低下し、燃料棒が 水面から露出し、水による直接冷却が出来なくなり、燃料棒温度が 上昇し、その被覆管が高温の水蒸気と反応し水分子の酸素が 被覆管金属と反応し破損すると同時に代わりに水素ガス発生を 引起す可能性を秘めていた訳である。  このことを知らなかったのは一般市民であり、行政側も東電側も 技術的には既知の内容であったことが大きな問題であった。今と なっては原子炉に貼っていたであろう「原発は安全」という 魔除け札の効能がなかったと言うよりそれが逆に仇になったと言う 事実が残っただけのことである。  この化学反応は、気体部分の水分子から酸素を奪うことで 水素分子1つに置換わるだけだが、水素は沸点が絶対0度に近い 気体なので冷やしても原子炉液体になることはないし水素は水に 溶けにく気体でもあるだけ炉内を水で満たすことを困難にして しまったものと推察する。

 さて、安全な原発であれば、先ずベントと言っている炉内の 気体を抜く作業以外に気圧が下がり燃料棒が露出する仕組みで あってはならない。地震如きで配管が破れて気圧が下がる構造で あっては、少なくともこの日本で安全な原子炉設備とは言えない。 これについては、諸論あるものの、大きな破損は概ね起きなかった 様で判定は「不可」であるものの今日迄、最悪の状態に至らずに 済んでいることだけは、きちんと評価しよう。

 しかし原子炉の安全性と言う面で今回問題だったのは、停止後 単体でそう長くは安全を保てないことである。原子炉の緊急停止で は問題なくとも、停止後の燃料棒内に溜まった余熱と燃料棒管内に 封込めた核分裂で発生した放射性物質の自然崩壊エネルギーが熱と なり炉内温度上昇が継続し設計を上回る温度と圧力の上昇が急速に 進み数日で限界に達するということである。

 この一点が解決出来なければ、原発は安全とはとても言えない。 解決案は色々と考えられるので、将来のある時点においては恒久的 な安全性を確保出来るだろう。

  1.  原子炉強度を充分なものにすると同時に容量を大幅に増やし 崩壊熱による炉内温度上昇で原子炉破損が起きない様にする。  単独で最低1カ月は安全である必要がある。重水を使うことで 沸点を上げることも有効かもしれないが、加圧水型が配管の 行程を短縮する上で結果としてより有効となるだろう。
  2.  原子炉周囲を2重にし、緊急時には、そこに真水を注水し自然 蒸発で冷却出来る様にする。20日以上冷却の手が打てないことが 判った場合に活用する。直接水の気化熱で放熱出来るので 安全運転破綻時には最後の砦としてとても有効と考える。  この仕組みは、直接原子炉外壁の一部を直接囲む形としたもの であるので、そこに放射性物質があれば、蒸気と共に周辺環境に 放出されることになるが、ベントに比べれば継続的に人工放射性 物質を放出する危険性がない。同時に原子炉と異なり排出する 蒸気は開口部からの自然解放となる為、送水圧力も低くいもので 済む。場合により高台のタンクからの配管またはホースによる 給水で対応出来る。  これは「破綻冷却層」とでも言っておこう。通常運転中は気圧 を1気圧未満になる様にコンプレッサで気圧を自動調整するが、 適切な閾値を超えた場合建屋上部の配管の弁が機械的に自然解放 される様にする。注水初期には水が急激に蒸発する水蒸気爆発に 近いものが層内で発生するので、配管を含めそれに耐える強度と 構造とする必要がある。
  3.  冷却電源として原子炉の余熱を活用しない手はないだろう。 原子炉周囲に同様に冷却電源分の小型発電器を備えることも 有効な対策であろう。小型タービンでも良いだろうが、熱伝導 発電素子という選択肢もある。
  4.  冷却電源を確保するということは当然原子炉の周囲に冷却装置 を備えるということでもある。水を通す配管を原子炉とは非接触 で回し、緊急停止と同時に注水、配管と原子炉はヒートパイプで 繋ぎ、屋上冷却塔の間を自然循環とスクリューポンプによる補助 的な強制循環で放熱する。当然、屋上には冷却塔周辺との温度差 を活用した非常用発電の仕組みを備えることも出来るだろう。
  5.  この冷却設備とは別に、外部電源供給で安定的に管理冷却可能 な冷却設備も当然必要である。通常定期点検停止の原子炉冷却は これを併用することにする。但し、これを起動しなかった時には 「破綻冷却層」の機能が点検時にも自動的に起動するわけだ。  訓練や点検として「破綻冷却層」の起動を事前通知せずに、 原子炉建屋屋上から蒸気の白煙が上がれば、想定外のことが 起きたということになるので、運転異常を隠すことが今後は、 まったく出来なくなるし、周辺住民は、それを合図に緊急避難を することが出来る。放出され得る放射性物質は想定内であれば 長年の運転で層内に付着した極めて微量のもののみでありベント の比ではない。
  6.  以上の冷却設備を複数系統設けそのいくつかが機能しなくとも 充分な機能を果たす様にする。
  7.  燃料棒の被覆管はセラミックと金属の複合構造として、金属を 直接露出しないものにする。最初から酸化しない素材で作ること が、当然のことである。
  8.  でも、想定の出来事で被覆管が破れ、中の核燃料ペレットが 散乱した場合には原子炉内で分散し、小セル内に収まる様に炉の 底面を改良する。炉心溶融による発熱も無くすことが出来る。
  9.  もう、皆様当然と思っていることだろうが、今回は水素爆発に より、大量の人工放射性物質を大気中に大量且つ広域にばら撒い てしまった。その際の水素供給元は新たな水の供給がとまった 核燃料保管プールであった。  このプールだけでも別の場所に分離保管していたら、かなり、 状況は変わっていたのではないだろうか。原子炉建屋内の プールに保管することは一時的なものとすべきで、その量も、 上限を設けるべきである。  現状のプールであっても数本程度であれば問題なかっただろう し、定期点検中の以前崩壊熱が発生している現用燃料の保管場所 が、原子炉同等に閉鎖された堅固なものなら危険性は相当に低い ものと出来る。
  10.  原子炉内の情報もネットでリアルタイム公開し、異常データ
直接緊急避難情報として80km圏内の住民に伝わる様にしておく。
当然、その情報が途絶えた場合にも異常データの扱いとする。

 人を介して報告し、上司の決裁をを経てから書面をを作って 発表する体質の組織が、周辺住民に信じられることはない。

環境放射線量が判らない

 日本の原子力事故で初の大量な人工放射性物質の放出だったこと もあるが、居住地区周辺の空間放射線量すら判らない状態では当然 不安によるパニックが発生する。きめ細かな測定とリアルタイムの 情報公開が、住民同意の前提である。

  1.  自治体として原子力利用設備の存在を是認するらば、きめ細 かな放射線管理ポストの設置と公開を助成金で実施しておくべき であった。それを住民サービスと称した箱物建設と維持に使う 思慮のなさは、自治体の行政と議会に携わる方は猛省する必要 がある。同時に一般住民も、そのことを要求せずに不安がって いたという事実を知った今は、自ら無知であったことを認め 正しい投資を自治体に求めよう。
  2.  放射線量測定ポストの設置では、定点での継続測定値から、 異常な放射線上昇の把握が出来るものの、そこから離れた 物体や、建物の影、溝の中から放射されている放射線の存在を 調べることが出来ない。ガイガーカウンター程度は最小単位の 住民組織である町内会に1台以上は配布すべきであろう。それ により、居住地域内の気味細かいチェックが可能になるし、 何よりも住民が日常被爆放射線量を認識出来るという啓蒙にも なる。見えないから、怖いから、嫌だ。という住民に認めて 頂くことは不可能でしょう。目で見て判断する国民の認めた 原子力利用施設での事故であれば、海外の風評被害もかなり 低減出来たはずである。保険と考えればそんなコストは安い ものだ。

事故時の非難行動を明確に

  1.  事故が起こってから非難指示を出しても既に遅い。それより 人工放射性物質放出の可能性のある事象が発生した場合には、 即時、機械的に緊急避難情報を出し、@80km以遠への移動避難 A核シェルタへの避難、B屋内退避対応に入る様に決めておく べきである。
  2.  核シェルタは核戦争の為だけのものではない。原子力施設の 事故でも事故発生直後の1週間でも適切に避難出来て、被爆を 免れることが出来れば、その後の汚染地域での活動時間制約を 大幅に減らせる。今回の避難で避難不能の住人や取り残される 場合もあることが理解出来たものと思う。そういう人を一時 避難させる場所として、助成を受けている自治体は建設すべき だろう。
  3.  避難区域は、避難経路を含め決める必要がある。施設のある 沿岸部にしか避難経路がない場合には迂回ルートを早急に計画 設置すべきだ。もし、それが出来ないのであれば、住民の転居 も含めて条件を提示すべきであろう。
  4.  避難予定区域はあらゆる気象状態をシュミレィトして予め、 最大距離で決定しておくべきである。確率でいうと一般に風は 偏西風で西に流れるし、夏は南風が多なり、冬は北風が多い。 晴れた日中は海風、日没後は山風、川沿いの風も吹くし低気圧 や台風通過時には不定とも言える。でも、日本には気象庁と 民間気象情報会社の蓄積した肌理細かい観測データがある。 それを全て投入すればかなりの精度で季節別、天候別の避難 区域が予想出来るはずである。

許容放射線の基準は法律の条文に

 現在の法律には何処にも許容放射線量が明記されていない。 その基準は行政への丸投げで官僚が作成する規則として法律の様に 行使されている。その為、時の情勢で付和雷同してしまうし、 それを批判されることになる。そして何よりも、法律を決めた筈の 国会の責任が不明確となっており、その構成員たる国会議員が、 何処迄もその場限りの人気取りの無責任な態度に終始する弊害を 膿んでしまっている。  国権の最高機関の意思決定の一員として、党議拘束にこだわる ことなく真剣に考え本当に妥当な基準を法律本体の条文に規定する 意思を示して欲しいし、その様な国会になる様な選挙となる様に 国民も変わるべきではないだろうか。

 現状は、国際的な原子力利用により、已むなく人工放射性物質を 排出した場合の年間被爆量を日本国の規則で平常管理で年間累積で 1mシーベルトとしていたものを、線量計を持たないので個別管理の 出来ない一般人に対し統計上の平均で年間20mシーベルトを上限とし あらゆる年齢の住民の被爆回避行動を管理しようということに批判 があり、放射線の与える健康影響に対する認識の溝が埋めることが 出来ないでいる。こういう場合にこそ、国民の代表者として立法と いう形で真実を見極め、国民の意思を統合すべきである。

 放射線被爆の健康影響にたいする国際基準は曖昧であり、原子力 利用の立場で、広島・長崎原爆とチェルノブイリ原発事故の犠牲を 礎として収集された疫学調査結果を基に「人工放射線は危険である」 ことを共通認識として踏まえ、出来るだけ少ない被爆に抑える努力 をする前提として微量放射線の受忍危険被爆量を勧告しているだけ のことである。

 疫学的に確認されていることは、これまた別枠扱いの被爆の招く 害より利益があることを前提に医師が判断し本人の承諾の基、被爆 する医療放射線による影響からしかはっきりしたものはない。

  1.  100mシーベルト未満では統計的に明確には健康被害を見出せない。
  2.  放射線影響が最も高いのは胎児の様に細胞分裂が激しい時期である。 妊婦が50mシーベルト未満での被爆を一度に受けた場合にも、胎児に 知的障碍等の健康障害は認められないと考えられている。
  3.  ヨウ素131は乳幼児等甲状腺に多く集まる為、小児癌を起すが 成人時では認められないことがチェルノブイリの犠牲で判明して いる。
  4.  ヨウ素131による内部被爆可能性は、濃度が高い時期に飲食物の 摂取とヨウ素131の気体とヨウ素131付着の粉塵の呼吸吸引で体内 に取込まれ、その一部が甲状腺に集まるので、濃度の高い時期に は、ほぼミルクしか摂取しない乳児については、ミルクの水を 基準に達しない様極力、ミネラルウォータを活用する方が良い。
  5.  ヨウ素131は日常的に安定ヨウ素の不足がないだけ摂取している 場合には、甲状腺に日々集まるヨウ素の量も少なくなるし同時に 供給されるヨウ素中のヨウ素131の比率が低く危険性が低減する。 日本国内の日本人の様な海洋に面した住人の場合、海産物の摂取 が、大陸内部の住人の様にヨウ素不足による甲状腺障害が発生する ことが一般にはないので、乳児を除けば、チェルノブイリの悲劇は 可能性として低い。成長ホルモンが低下する年代では疫学的には 甲状腺癌の発生は認められていない。
  6.  セシウム137は30年の半減期で長く環境に存在を続けるがヨウ素 の様に特定の臓器に集積する性質がなく、内部被爆の影響は体内に 取込まれたものが排出されることで減っていく生物学的半減期を 基準に算出出来る。
  7.  セシウム137は体内ではカリウムと区別されず利用される性質も ある。あまり言われていないが、他品種食材を摂取する食生活の 改善で、摂取量を結果的に減らすことが可能ではないかと思う。
  8.  セシウム137については、1962年の米ソ大気圏核実験中止迄に、 地球的規模で拡散された。その結果、チェルノブイリより遥かに 高濃度で、日本のおコメにも含有していたので、その頃の日本人の 体内には今日とは比べ物にならないだけ高濃度で蓄積していた。
  9.  セシウム137は体内の細胞全てに万遍なく滞留しているので、 特定の臓器の発癌等の影響を特定出来ない。つまり、被爆被害の 実証が難しい放射性物質である。(国会で法律として基準を明確に すべきだろう。)
  10.  生物はその起源より、今より自然放射線が格段に強い環境で 命をつなぎ続けてきた。その為、細胞自体にも遺伝子修復機能や アポトーシスと称される自殺プログラムで後に禍根を残さない 仕組みを持っている。
  1.  これは放射線以外の原因(紫外線、酒、煙草,ストレス,炎症) でも日々発生する活性酸素でも同様に起きていることで、実際 人体の中では日々、癌細胞が発生している。しかし、それも、 免疫機能で処理している。
  1.  微量放射線被爆の場合、この防御機能が強くなるので高濃度 放射線地域では発癌率が低いと主張する学者もいるが、発癌に 至る平均年齢が加味されていないとして否定する学者もいるし、 否定的な疫学調査結果を基に否定する学者もいる。
  1.  日常的被爆源として身近に漂うラドンはアルファ線を出す 結構危険なウラン138由来の気体の放射性物質だが、日本には、 世界的に高濃度のラジウム温泉ではこのラドンが大量発生する。 その結果、放射線障碍が語られている訳でも、風評被害に見舞 われて死の街になっている訳でもない。そればかりかラジウム 温泉の効能を信じる愛好者がいることも事実である。それと、 今日の人工放射線被爆基準を比較すると被災地の基準の正当性も 理解出来なくもない。
  1.  しかし、癌に対する免疫機能を始めとする防御機能は正常に 機能する健康な体と細胞に言えることで、そうでない人は発癌 する確率が高くなる可能性迄否定出来ない。
  1.  癌化する傷のない細胞の遺伝子でも、修復や自殺機能が働かず 免疫で処理されないもので生き続けるものもあるだろう。その様な 遺伝子では必要なタンパク質を合成する遺伝子が破損していた場合 誤ったものを合成する可能性もある。一つの細胞のみで健康に 大きな影響を与えることは少ないだろうが、細胞の新陳代謝で 分裂し増加した場合や引続き傷が蓄積した場合には、正常に 機能する細胞としての寿命は短くなってしまうことは否定出来ない のではないだろうか? 癌以外の生命、健康への被害を現在の 知見で否定出来る訳ではない。

 以上、当方の把握している範囲の内容を列記したが、結局の所、 これだけ、放射線の健康影響への不安を醸成した以上、全国民の コンセンサスを形成する為、国会での基準の立法化をして、国会 が自らの責任を果たす姿勢と、国権の最高機関を構成する責任を 付託された機関として機能することを示して欲しい。党利党略で 行動する政治家は淘汰されることを肝に銘じ、真剣に真実を求め 皆が行動して頂けることを只々、願う次第である。  国民は無責任な国家機関に国権の最高機関を主張して、責任を 特定の機関や組織や政党に求めるだけの姿勢しか出来ないことに 羞恥心を抱かないのであれば、支持した国民が気付き淘汰される か、国が衰退し滅ぶかのどちらかである。その思いで取組んで 頂きたいものである。

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タグ:原発は安全
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2011年05月06日

たけしのコマ大数学科 「除数」1〜7までの数字5桁が4で割切れる確率

 毎度、楽しく見ている「たけしのコマ大数学科(フジTV系列)」が本日のPythonネタである。先ずは問題は次の通り、楽する方法はあるのだが、例によって、ここではそれを知らないことにして、たけしのコマ大数学科数学研究会式で力ずくのやり方で一つ一つ候補数字を全て検証して解答を出す、人には酷だが、電脳的には楽な方法である。

問題:テーマ「除数」
5桁の数字が表示される電光掲示板があり
それぞれの窓には1〜7までの数字のどれかが表示されます。
この時出来た5桁の数字が4で割切れる確率を求めなさい。
但し、1〜7までの数字は同じ確率で出るものとします。

 尚、ご自分で解きたい方は、頑張って先ずは頑張ってから、下の解答を見て頂きたい。
 先ずは、プログラムソースから、見て頂くが、今回は分数の解答で事実上必須の約分の機能も必要だったので、その部分を力づくで求める機能を関数として独立させたり、除数等を変更出来る様にコマンド入力時に引数指定出来る様にした為、多少長めのソースになってしまった。そこで、コメントを日本語で付けたので読めば容易に読めるとは思う。続きを読む
posted by Mire at 05:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

【原発の疑問】放射線の健康影響対処の基準と考え方

 内閣参与の辞任で放射線管理の基準について、やっと報道され始めた。とても良いことかと思っている。本来辞任騒ぎが無くとも政局熱心な報道機関がきちんと指摘し、どう行動すべき状況にあるのかを提示すべき時期の筈なのだ。被災地の皆様には誰が悪いのどうのと言っている余裕はない。そしてその地域には関東全体も含んでいることを忘れてはならない。今は既に、将来に亘る健康被害の確率を低減すると共に、対策による悪影響も最低のものに如何にするかの知恵を各人が持って行動すべき時期である。

 テレビではどの局も、許容放射線量の簡単な算数が出来ていない説明の繰返しだし、影響についての理解を求める説明がとてもいい加減に感じている。
 確かに、一度の説明で全てを網羅するのは難しいものだ。でも結局のところ、見方によっては「大丈夫そうだ」との心証さえ与えれば充分といった作為的な落とし所で放送しているとだけと思われても仕方がない様に見える。
 そう思い我が身を振り返ると、当方がこれ迄単発的に書いてきたものでも、同様に見られてしまうかもしれないということに気付くに至った。そこで、この稿では私見として、これ迄調べた結果、当方なりに理解した内容を踏まえ上で、 放射線の健康影響対処の基準と考え方 をまとめさせて頂いた。
 お読みになるに当っては、決して、この考え方を押しつけるつもりはない。しかし、読んだ上で、何らかの形で、ご自身の考え方を持ち、各人の活動地域の汚染状況を把握した上で、各自の思う指針に従い後悔しない行動をして頂ければ幸いに思う。 知らないことによる不安を煽る様では良くないことは同然だが、誤解で安心し的確な行動が出来ずに後日後悔する様なことがあってもならない。

  1. 【放射線の危険性は大前提】 放射線は、細胞を傷つけるので、生物の生存にとっては危険な存在であり、例え少なくとも決して良いものではないということを大前提に理解頂くことが必要である。但し、現在の放射線量は原発周辺を除き、将来に向けての癌発生率の上昇の危険性以外の症状を発生する可能性は低いものと思われる。そこで、ここでは、癌発生率の上昇の危険性のみを念頭に考察させて頂く。

  2. 【複数の防御の仕組あり】 その上で、一般論として、生命は太古の発生以来、その命を繋ぐことが出来ているのは、放射線に対しても、複数の防御の仕組(遺伝子修復, 細胞自殺, 腫瘍免疫)を備え対処して来た経緯があることも事実である。実際、我々の細胞は放射線以外の要因による遺伝子損傷も含め、日々修復されたり、傷が残ったものは自殺遺伝子が機能し自ら消滅したり、それでも残ったものは免疫細胞が処理することで癌になることを防いでいる。

  3. 【防御機能は健康が前提】 しかし、生体の完全な防御機能は健康な場合に発揮されるものであり、そうでない場合には、発癌することもあるので、決して全ての人に当てはまる訳ではない。このことは、遺伝子修復に必要な材料が細胞に供給され難い場合や材料はあっても細胞内でそれを使って必要な物質を合成する遺伝子がない場合をイメージして頂ければ実際の仕組みが判らなくともお判り頂けることかと思う。材料不足は、食物摂取不足が原因のこともあるが、摂取しても腸内細菌のバランスにより生成出来なかったり、吸収できなかったりすることもある。人により遺伝子は多様であり、薬の働きに個人差がある様に、必要な材料があっても対応する遺伝子がない為、機能しない場合もある。

  4. 【基準以下での癌化否定出来ず】 従って、基準値以下であれば疫学上顕著な影響を過去の調査からは実証出来ないけれども、特定の病状の方や遺伝子の類型別での影響の有無は現在明らかにされていないと言う方が学問上も正しいものと思う。従って、原発から放出された人工の放射性物質による放射線が、害がないとか、原因でないとは言うことは出来るものではない。実際に裁判になった場合の立証責任が原告にあるので原爆認定訴訟であったことと同様に難しいことは認めるが、誰も原発の影響を完全否定出来るものではない。(癌の性質は臓器により異なる為、これ迄、実際のがん患者の生体反応のみでの治験だけであったが、EPS細胞から各臓器を生成する技術が完成すれば、それを遺伝情報差による治験に使える様になる。外野席の立場からではあるが、それにより早急に実験的に解明されること期待するものではある。)

  5. 【平時は追加被爆規制】 法律上の放射線管理は、 自然放射線被爆 を除いた被爆限度を 年間1m シーベルト(追加被爆規制値) 以下と定められており、それを超えない様に、放射性物質と施設は平時は管理されている。法律だから、これで、被災地も管理すべきとの立場の方もいらっしゃることも事実であり、それも正しいことかと思う。

  6. 【放出後は総量被爆規制】 しかし、今日の様に事故で人工放射性物質が放出された場合は守れないこともあり、非常時の基準として、汚染地域は 過去の統計上健康影響がないと考えられている 年間20mシーベルト (総量被爆規制値)を上限とする管理に切替えられていることを忘れてはならない。20mシーベルトは空間放射線量の上限とも言われるが、今の被災地での放射線量増加は空間放射線だけではない。空間放射線は行政管理に委ねなければならない場合が多いが、個々人で見ると、放射性物質の呼吸や飲食による摂取による内部被爆量増加の方が圧倒的に問題なのである。政府の説明では20mシーベルトは国際基準の最低値としての説明であった。これも、 現実的視点による判断としては正しいものであり、実行被爆放射線量を20mシーベルト以下として管理して行く趣旨ならば納得の行く基準 でもある。 結果として、人工放射性物質放出汚染地域については、平常時の年間1mシーベルト以下という法律で定められた安全管理上の追加被爆量でなく、人体がうける日常被爆しているものも含めた被爆総量を年間20mシーベルトの枠以下で管理する段階(悪く言うと超法規的管理)に入った のである。(因みに法律上の20mシーベルトは、放射線を取り扱う職業人に対する被爆線量限度(実効線量)の5年間平均の上限値とされ、50mシーベルトを超える年があってはならないことになっている。)良い例えかどうかは判らないが、簡単に言うと、 イメージ的には、これ迄は道路上の冠水迄で治水していたものを、洪水で溢れてしまい防げないの状態になったので、洪水が治まる迄の間、被災者の家の玄関の敷居の高さを超えない様にして管理すると言い、この閾値迄なら統計上水死者がいないのでそうしますと言っている様なものである。 この対応については、強く批判している人もいるし、容認的立場に立つ人もいる訳だが、どちらの立場に立つにしても、 汚染地域に留まる人は自らの健康に対し将来に当っても放射線の影響が無い様に行動しなければならない と言うことである。でも勘違いしないで欲しい。20倍に管理基準が緩くなった訳ではない。1mシーベルトは空間線量の上限値であり、日本人の年間実効被爆放射線量は自然放射線、食物からの内部被爆、そして医療被爆を加えると 3.75mシーベルト/年とする例 もある(但内医療で2.25mシーベルトとしている点は現実離れしているものの、これは個人別の線量積算にの参考になる)。[参考:日本の環境放射能と放射線_Q&A _入門Q4, 生活環境の放射線]

  7. 【自主自立で総量管理を】 その上で汚染地域に引続き居続ける皆様について考えて試よう。その皆さんは 避難しない以上普通なら浴びることがない放射線を嫌々であっても浴びる続けることを受忍すること自ら決めた と言うことになる。そういう視点に立ち考えて頂くなら、その時点で、政府の情報と指導も含めあらゆる情報を参考にし、 自らの被爆量を客観的に把握し行動する決心 が何よりも大切ではないだろうか? その為には、対策の為の正しい知識と見識が必要になる。 現時点で行政は過去の統計数字を基に確率上の判断で避難指示等をしているが、個々人の健康状態差は加味した調査数字ではない。個々人にあっては、それぞれの健康状態合わせて自主自律の考えを持って対処して頂く方が安全安心と言うものである。行政にはそれをする上で必要なことのみを要求しましょう。年間20mシーベルトは総量規制値であるので、個々人が自らの総年間累積被爆放射線量を出来るだけ正確に把握し、個々人の健康状態も考慮し、将来の発癌要因としないレベルに管理し対策して頂きたい。皆様の人生はそれぞれ1度のみです。後日、後悔しない様に、無意味な行動をすることなく、知らずに適切な行動をしない様、祈るのみである。

  8. 【人工放射線は特定出来る】 でも、人工放射線の場合は、放出した放射性物質がある程度(ヨウ素131、セシウム137等に)特定出来るので、適切な対応法を探して実行することで被爆総量を低減可能性を持っている。それを生かす情報として、 各放射線量の測定データや人工放射性物質の量が公表 されている。同一時期に放出されたものであれば、その比率は周辺の測定箇所で大差ないと診て対策をとると良いだろう。念の為、言って置くが、今回問題になっている放射性物質はヨウ素131、セシウム137がほとんどを占める。しかも、それが崩壊時に発する放射線もベータ線とガンマ線に限られている。これらの放射線は、他の元素に衝突してもその元素を放射性元素に変える訳でない。その様な連鎖が起こるのは中性子線が最適な速度でウランやプロトニウムの原子核に衝突した場合だ。そういった連鎖で放射能を帯びることはないので、その点だけは理解し無用な不安は完全に振り払って欲しい。

  9. 【人工放射性物質対策】 @放出された人工放射性物質は空気中に気体で漂っている以外にも粉塵に付着した形で呼吸器に取り込み吸収してしまうこともあるので、活性炭入りならもっと良いのは確かだろうけど、何もしないよりは花粉症用のマスクをするだけでも低減出来るだろう。無論、使用したマスクは適切に廃棄しなければ意味が無いし裏返して付ける様なことがない様にすることは当然のことである。Aまた、降雨時に雨や雪は、空気中の放射性物質を持ってくるので、不要に濡れない努力もした方がよい。尚、今回は既に遅しだが、汚染時に直ぐ行動し1週間避難する等をするだけでも初期に多く含まれる半減期の短いものによる影響を避けることが出来るので、行政指導を待たずに避難が正解だったろう。放出が一回だけで地域に集積していく特別なことがないなら8日やり過ごせば一番放射線が強い時期なので降下物の半分程度の被爆を避けることが出来たのである。その意味でスイス、米国で盛んな核シェルタ設置はとても有効な対策なのである。初めに浴びず後の線量分だけなら、低線量になった分その場に居られる時間もより長く出来るからである。

  10. 【セシウム137対策】 セシウム137は30年と永く、同量であればヨウ素131より崩壊しないので危険性は低い。体内ではカリウムと区別されず材料として利用され排出される性質がある。滞留はしても蓄積はしない。また、地表に降下したものは、地表面に留まることの方が多いとのことだが、それであれば表面の土を削り除去することで浄化することが可能だろう。ただ、そうは言っても半減期が長い為、長期間環境に留まり続け食品に含まれ続くことになる。これについては過去の原水爆開発競争時代に行なわれた実験での 放射性降下物 が降り注いだ状況とその白米とビール(麦の加工品)への含有のピークが遅れて現れ低下して行くことが判るし、それを食べた人の実際のセシウム137体内量も米ソの大気圏内原爆実験停止の1962年以降低下しており、遠いチェルノブイリ事故の影響は比較的少なかったことが判る。安心してはならないが、1960年前後から生きている全世界の人間はセシウム汚染の中で暮らして来たことが判る。私見ながら、農地の適切浄化さえ進めれば、福島でも耕作は近年中に可能なるものと考える。原発事故原子炉の安定を取戻し放射性物質の新たな放出が収まる間では周辺から、それ以降は原発の側の濃度の多い側から除去作業を進めるべきだろう。セシウムにはそれくらいしか対策はない。後はチェルノブイリ同様に植物で気長に浄化していくしかないのだから。

  11. 【ヨウ素131対策】 ヨウ素131は半減期8日なので、放出直後の対策が大切だ。拡散や移動しない前程ながら8日で半分、6ヵ月も経つと検出限界に達するだろう。ヨウ素は常温で固体だが、ナフタリンの様に固体から直接昇華し気体になってしまう性質がある半面、水に溶け易いので、水の中で曝気すれば、ある程度取除けるし、水中のヨウ素は活性炭に吸着させることも出来る。つまり、例えば昔ながらの回転フィルタと水タンクで出来たタイプの冷風扇程度でも、タンクの水を切らさず運転するなら、タンクの水に溶し込むことも出来るだろうし、水道水は活性炭型の浄水器経由なら低減効果が見込めるということである。また、水道水であっても8日置けば、半分になるので冷蔵庫で氷を作り、必要によりそれを溶かして使うなら滞留時間分減少する。但し、ペットボトル等へのくみ置きの場合、残留塩素が途中で抜け、水が腐ってしまうと、返って菌の毒素や感染で、健康を害し、体内の活性酸素を増やすという逆効果を招くこともあるのでお奨めしない。水道水のヨウ素1313汚染は雨の降った後に上昇するので、 全国の水道の放射能濃度 で確認しよう。但し、甲状腺影響で基準化されているので、低線量時には要注意の対象者は40歳程度迄の人と 胎児 に限られる。尚、今後ヨウ素131を微量に含む食品が出回るが、集荷から6ヶ月も経てば検出出来なくなるものなので、少なくともレトルトや冷凍食品のヨウ素131は全く気にする必要はない。気になる場合でも3ヶ月程度置いてから消費すれば良いだけだ。尚、放出直後のヨウ素131は単体で存在しているものが、一部は他の物質と化合物となり気化も水にも溶けず地表に留まっている場合もあるだろう。これは、初期の空間放射線量上昇の原因としては問題だが半減期で減少する生鮮食物は依然注意を要するが長期的影響は心配する程ではないと思う。地域汚染度により空間放射線量が上限に近い場合に総量管理を厳格化する必要もあるし、万一の過剰被爆の可能性を担保する必要もあるので断定はしないが、健康な40歳以上の人は被爆総量を正しく把握しているなら流通食品の全てを気にせず摂取してかまわないもの思う。そして、今の健康状態を保つことこそ大切なので、摂取規制のない流通食品や水道水であれば気にする程のものではないし、政府発表の時間差や測定値のむらから基準を超えるものを数回摂取したとしても全てが甲状腺に集まる訳ではない。日本人の標準的な食品を摂取しているなら ヨウ素 を自然に吸収し不足していないことだろう。そうであればヨウ素131蓄積の確率が減ることはチェルノブイリ事故のヨウ素剤投与の対応差で明らかになっているので気にすることではない。摂取分の2割が丸々甲状腺に集まったとしても摂取基準の濃度が希薄なので、連続摂取し続けなければ、蓄積迄の時間む含め8日で半分に減ってしまうので、遺伝子損傷の確立と癌細胞の存続が保たれる可能性は極めて稀となる。もし、気になるのであれば、昆布、ひじき、わかめをおいしく食べれる範囲で日常的に食べていることの方が効果がある。一般に大陸内部の人は海産物摂取の機会が少ない為、ヨウ素不足による甲状腺異常が見られるが日本では少ないので不足していることによるヨウ素131の過剰蓄積の可能性は低いことも確かなことだ。尚、念の為言って置くが、うがい薬等の ヨウ素を含む消毒剤 は化学組成がことなり吸収されないので飲んでも意味がないばかりか消毒薬なので害となる。

  12. 【甲状腺未発達の乳児】 個別で言うと乳児とそのお母さんについては、念の為ミネラルウォータで授乳とした方が、今後も精神的ストレスを上げない上でも良いことだろう。既に東京都水道局と政府の指導にあったが、乳児のミルク用の水としてヨウ素131の汚染のない水を用いる方が好ましい。でも手元に基準値を僅かに上回る水道水しかない場合に、数回用いる程度なら影響する確率は低いので、与えずにおいて発達に与える害を高めない方がよい。甲状腺未発達の乳児は特に要注意なので、ミルクのみが栄養源の乳児だけは、最低でも個別に状況を正しく解釈し判断して欲しい。(小児甲状腺癌はチェルノブイリ事故の被害調査で明確になった影響である。)

  13. 【成長ホルモンの分泌が多い年代は?】 このことから、成長ホルモンの分泌が多い年代迄は少しは気にする必要があることは、どなたでも類推出来ただろう。その上、幼児児童についてはその身長が低いことから地面から受ける放射線量が大きいので、その分の増加被爆総量を低減する必要もあるので、乳児に準じた対応も望ましいかもしれない。ただ、日常の食生活でヨウ素不足にならなければ、ヨウ素131の問題はかなり低減出来ていることなので、くれぐれも神経質にだけはならないで頂きたい。

  14. 【胎児も要注意】 医療放射線では 胎児 が一度に50ミリシーベルト以上の放射線を受けた場合には何らかの症状が現れる可能性があることが判っているので、妊娠中または可能性のある女性についても 念の為 同様の注意が必要かと思う。お腹の 胎児 は細胞分裂が盛んに行なわれ未成熟な臓器の数少ない細胞の遺伝子に傷が残ったままになると健全な成長の妨げになるし、生まれる前では放射能に対し過敏な体質の子供でないと誰も断言出来ないからである。

  15. 【体質差による発癌の補償】 人は人それぞれであり、放射線に過敏で弱い人もいる。そういう方は自己責任で対策することが重要で、20mシーベルト以下に納めても発癌その他の健康被害を受けることがあるかもしれない。その場合に国が面倒診てくれる保証はない。これは過去の原爆認定基準行政を見れば良く判る。これは専門家の意見を拠所にして自らの責任を果たしたことにするお墨付き型の責任転嫁スタイルの仕事が生む日本の組織的な課題でもある。

  16. 【健康増進前提で対策】 また、免疫力が低下している場合には、発癌に対する防御も弱まるので、注意が必要で、これ迄にまして、健康に留意し、食生活などの生活内容の改善に努めることは、とても大切なことになる。偏食による栄養不足は出来るだけない方が望ましい。

  17. 【細胞内の影響は放射線≒活性酸素】 放射線自体が直接細胞に傷をつけることは確率上稀なことで、放射線が体内を通過(αとβ線)したり、崩壊(γ線)したりする時に一番出会う確率のある水分子を電離させ **活性酸素**(一個だけの酸素原子)を作ってしまい、それが、たまたま近くにある生体の一部を燃やし(酸化)破壊することが、実際に起きていることの様である。

  18. 【バランスよい抗酸化物質を摂取】 従って活性酸素対策で良いなら 抗酸化物質も含めて、日頃から健康的な割合で摂取 しておくことも大切なことだとも言える。ただ、癌化抑制に効く抗酸化物質は研究によると何でもよいという訳でもなく、たとえばビタミンCを大量摂取すれば済むという話しではない。商売がらみのガセネタもあるので、各人でよく研究して頂きたい。最近薬物の効果は遺伝子レベルで差が出ることが知られる様になった。効き目に個人差もあるので、ある意味で当たるも八卦の域を出ないかもしれないが、 食べたいと思うものに、それが含まれているなら、軽い気持ちで食べて試る程度の前向きの姿勢は必要 かと思う。

  19. 【活性酸素発生要因は他にも】 尚、活性酸素は、放射線以外の原因でも日常的に大量に発生している。健康づくりで推奨されるスポーツ、精神的なストレスでも発生するし、ましてや炎症箇所、アルコール、タバコ等の嗜好品の摂取と自然放射線由来の発生量の比ではない。放射線が他と異なるのは、体内の奥深くや細胞の中心だろうがあまり関係なく到達し起こすことにある。

  20. 【微量被爆/ラジウム温泉の効能】 その為、放射線は免疫機能を高め、癌発生を抑制出来ることがあるとか、「微量被爆は健康に良い」と言う研究者がいることも事実であり、ラジウム温泉岩盤浴愛好者の存在も否定出来ない。ここ当たりになると、体質より差が出ることもあるだろうし、研究の統計手法や見地で振れも大きいので、結果はそれぞれと思っておくが、免疫機能を高める働き自体、いわゆる「毒も薬」の領域で、毒が免疫のスイッチを押してくれた場合のことだ。ほとんどの人でそうであったとしても、必ず例題的な体質の人もいるものとの考えを脳裏に留めておこう。「微量被爆は健康に良い」と言っている方も、放射線の危険性を理解した上での発言てあることも確かで、万人の健康状態に対して言っている訳ではないし、温泉効能についても同様である。今回の事故では被爆形態も異なる訳なので、決して「事故被爆が健康に良い」と言っている訳ではない。

  21. 【年間被爆総量の概数把握】 問題の放射線には、日常的に受けている 自然放射線被爆 があり、地域差や周辺環境で大きく変わる。日常的にどの程度浴びているのかくらいは、各人で調べて頭においておこう。これは、県単位程度なら、 全国の放射能濃度一覧 で見ることが出来る。線量計を持たない一般人にとっては唯一の外部被爆量の目安となる。単位は一時間の被爆量なので、それに24時間×365日とすれば、外部被爆の概算が出せる。それに、実際の生活環境で放射線量を左右する建材等にどの程度近く接しているかを加味し線量の概数を出しましょう。尚、 全国の放射能濃度一覧 で該当都府県のグラフをクリックすればより長期間の大きなグラフを見ることが出来る。より正しい被爆量を計算するには、日々の放射線量×24時間を足し続けることになる。グラフには下に2本の青点線があるが、それが過去平常値の範囲を表している(筈だが、2011-4-29現在おかしい、但しトップページの小さいグラフは正常だ)。少なくとも、この範囲を超えている分が、外部被爆量として追加的に増えている分と言えるが、総量計算の管理となるので、ここでは考えない。

  22. 【宇宙線由来の放射性物質】 宇宙空間では大量の放射線が飛び交う空間で、その放射線は 宇宙線 と呼ばれている。この放射線には中性子や重粒子線も含まれているので、 大気上層では新たに放射性同位体元素が生成 され、それは降水時にまとめて地表の我々の環境に降り注ぐ、前項のグラフの青点線の幅は、それによる上昇分が主な要因である。

  23. 【自然放射線量の地域差は】 実際の生活環境で放射線量を左右する材料を考える上で、放射線量の地域差は参考になる。一般に西日本には深成岩である花崗岩やその変性岩、それが崩壊し出来た真砂土が分布している地域が多く、自然放射線量は一般に多い。そしてまた、そういった資材を多く使った敷地や建造物の近くでは当然高い放射線量を記録することになる。山口市の測定値が高いのは、真砂土が原因とも言われている様だ。一般的に言って日常我々が囲まれているものにも放射性物質が含まれているので物質密度に応じ放射線量が多くなる。従って木造家屋より鉄筋コンクリのビルは微弱ながらも放射線量は多い。

  24. 【影響は距離の2乗に反比例】 その様な放射線源からの距離が近ければ放射線量は多くなるので、身長が低くより地面近くにいる子供等は大人より被爆量は増える。被爆量は拡散光と同様距離の2乗に反比例するものとして計算する。従って身長が半分の児童なら4倍となる。でも逆に2倍離して4分の1にすることも出来ると言うことでもある。人工放射線も自然放射線も放射されてしまえば同じなので、距離を離すことで総量を減らせることも頭に置いて頂きたい。放射線が見えない我々でも、対策法がない訳ではない。

  25. 【気密な室内はラドンが多い】 自然放射線は室外が多いと思われているが、実際は異なることもある。原因は ラドン である。ラドンガスは地中から放出される他、コンクリートの建物からも放出される。現在空間放射線量は測定されているが、空気中のヨウ素、セシウム濃度の測定値は判らないので軽率なことは言えないが、人口放射性物質の粉塵を含め空気中に舞っていない前提で言えば、被災地域も窓を開けた方が被爆量を減らせることもある。ここ当りになるとガイガーカウンター等で測定し判断しなければならないだろう。

  26. 【内部被爆と行動被爆を加算】 総量被爆規制の20mシーベルトには、これ以外に飲食物の摂取と吸収で受ける内部被爆量を算入し、それ以外にも、飛行機搭乗時間に受ける宇宙線由来の放射線やレントゲン検査等の医療放射線と旅行等行く、 ラジウム温泉 、岩盤浴等の個別行動の 行動被爆量 を加算する必要がある。これが1年間で20mシーベルトに納める努力をしなければならない。2風評被害との関係で言いにくいことだが、対策として避難地区とその周辺では、汚染地域でとれた作物の摂取を控えた方が良い場合も出る。20mシーベルト制限ぎりぎりのところであれば、内部被爆も含めるとそれを超える虞れもあるからだ。

  27. 【危険負担を負っている現実】 今回の原発由来の人工放射性物質による呼吸や飲食による被爆可能性の全てを入れても総実効被爆量を20mシーベルト未満に収めることが出来れば対策としては、今に至っては先ずはベストと理解しなければなるまい。ただ、事故後の基準は過去の研究で統計上癌化率上昇が認めらないと思われている20mシーベルを基準にして、避難規制等を決めただけなので、平時よりは危険を負っていること決して忘れてはならない。政府の対応が後手後手にまわるのは、これ迄真の政治家を育てて来なかった国民の責任なので仕方がないことなので諦めましよう。その代わり、具体施策は現場から要求し降りてこなかったら勝手に立案しどんどん実施し請求しよう。それで動かすしか、今の政府も官僚も仕事が出来ない筈、選挙が出来て今の野党党首に頭を変えたところで大差はない筈だから。

  28. 【空間放射線量のみで論じるな】 一般の解説では空間の放射線量しか揚げて説明していないことが多い。というよりそれだけで良いと思っているのだろう。仮に行政側が責任範囲としてその管理のみを実施していても管理の基本は実効総放射線量を正確に管理して行動するしかない。放射線医療従事者の場合医療放射線で内部被爆することきないので外部被爆量の管理のみで済むし、治療検査の為利用するものも患者の健康に資する場合に最小限となる様管理処方することを前提に管理内容も決まっている。今日の様に原子炉の中身をぶちまけた場合は想定した決まりはないのでぎ行政は機能不全になっても何もおかしくない。でも、報道迄機能不全になっていることには驚いた。たぶん平和呆けになったということだろう。社会に必要な全てが常に完備している訳ではない。そうなる様にする努力が薄れていたことを日本社会は反省することから始めなければならない。政局騒ぎを煽ってどうする。そんな政治状況を煽ったのは報道であり、それに乗ったのは国民だ。そのことに気づき襟を正して皆で復興に邁進して欲しい。どこか慢心していませんか? 政治家の皆さんにも賠償金の付回しで立ち位置を保とうとする極楽トンボの輩もいるし、国会議論の政府追求も心に響くものがない。日本という組織を見直す時期が来たのではないかな?

  29. 【行政対応と20mシーベルト】 行政としても、発癌率上昇となる20mシーベルトという総被爆量を上限として、 計画的避難区域 の設定を行ない、危険性の高い汚染地域については強制力をもって対応しているものの、 その中に内部被爆量をどの程度加味しているかは不明である上、ましてや、 個別の行動被爆量迄加味している筈もない。 計画的避難区域 は、恐らく 根拠となる汚染線量 を行政区画に落としているので、区域境界付近では大差ないわけなので、実際の空間放射線量を調べ、自らの年間放射線量を計算することをお勧めする。周辺地元自治体は風評被害のみに注意をそがれることなく、その為の情報提供が最初にすべきことではないだろうか。基準を超える人は避難するのが国際基準なので自主であろうが自治体主導であろうが、東電と政府が責任を持って賠償すべきことなのだから。 健康被害に至ってからでは遅い、予見出来るなら政府採用の国際基準を厳格に適用し金銭被害に留めよう。

  30. 【ほどほど離れている人は】 程々離れているが、これ迄の自然放射線の上限枠を一度でも上回った地域は、自己責任で、積算し行動して下さい。一過性の被爆であれば、多くの場合、レントゲン撮影を数回受けた場合と変わらないとの例えですまされてしまうことだろうが、対処次第で被爆量は変わるからだ。おいしく食べれる人は、汚染地域の作物も摂取してかまわないが、健康への危険性が高まっていないと思い込まないで様に。ゼロに近くても危険はあります。数年後癌になっても東電からの賠償を受けることが可能かどうかは灰色。そのときに後悔しても遅いのでやれることはして置こう。

  31. 【将来の被爆回避】 汚染物質が全く飛んで来ていない地域は日本にもある。少なくとも中国地区以西では実質ないし、ましてや韓国では問題にならない。韓国になると言葉の壁もあり、渡航自粛で日本国内の状況が把握出来ず過剰な対応になってしまったのであろう。これはチェルノブイリのときに日本でも同様過剰な反応がなかったわけではないので理解しなければなるまい。少しでも早く現状をご理解頂きたい。不安になったついでに、近隣の原発事故が起きても的確な行動が取れる様に、今回の事故を参考に考えておこう。

  32. 【平時年間被爆量計算】 そこで、汚染地域から遠いところに住む方々に考えて頂きたい。通常の別枠規制値1mシーベルトは日常的に受ける自然放射線は別枠であり、空間を飛び交う放射線以外にも食物からの内部被爆もある。また、宇宙線も放射線そのものであり、飛行機で移動すれば、その分被爆は増えていることもある。年間の実効総被爆量くらいは今の内に計算して置こう。その数字が日常生活で已むを得ない被爆量で、あなたが今の生活を続けることで受忍しなければならない総量ということになる。特殊な場合であるが、ラジウム温泉や鉱泉地に住んでいる方等は、目を疑う数字を目にするものと思うが、それが、これ迄問題なく生活し健康に過ごせた環境であることも事実なのである。全ての人でそうだという数字ではないが、少なくとも、その方にとってはそうであることは否定出来ないし、効能を信じ通っている方も同様である。今あなたが健康なら、それが問題のない日常被爆量なのである。でも、そうでもないとか、思ったより多いと思うなら、これから減らす努力は可能なので安心しよう。

  33. 【事故が起きたらどうする?】 そして「近隣の原発事故が起きたらどう行動するか」という課題への答えを予め持っておこう。1つの考えとして「放射性物質放出の危険性のある事象の情報があったら、身一つでいいから、風向きを考慮し、厳罰から80km以上外に移動し様子を見る」くらいの気構えはあってよいだろう。避難自体は津波と同じである。でもその放出初期行動で被爆量を劇的に減らせるのである。そうすれば、後日の立入りの為の総被爆量余裕があるし、一番強い磁気の放射線を浴びていないことが何よりも健康の為には大きい。そして、もう1つ、お金があるなら、万一に備え、「1週間程度密閉して生活可能な核シェルタを備える」のも良いことであろう。移動手段を奪われた場合にはとても有効なことである。自治体の避難所で気密性を確保出来るところはないだろうから自助努力で実現するしかない。

  34. 【高濃度一気被爆は危険】 急性症状の危険のない汚染地域での管理は実質年間実効被爆量となってしまうのは已む無しとしても、年間被爆量を一瞬にして浴びるとすると、それは低線量を長期間に浴びたときより10倍は危険と考え高濃度汚染地域には近づかないことだ。公的な測定ポイントの数字は目安であり、その周辺には距離の2乗に反比例する形で放射性物質が滞在していることがわかっているだけで、それがどの様に偏っているか迄は不明なのである。高濃度の放射性物質の破片が通り道に転がっていても人間は何も感じないし判らないので、そう考えましょう。そして、どうしても入りたかったら、きちんと線量計を持ち図りながら行動すべきだろう。今は品不足で購入が難しいし被災地に必要なものだから購入して欲しくないが、少し落ち着いたら、ガイガーカウンターの購入を検討しよう。機器選定は、結構機器次第の様で性能はピンキリの様なので良く調べてからが鉄則だ。

  35. 【汚染地域の生鮮食品】 ある程度、管理地域から離れていて、自然放射線量の枠内に収まっている地域の場合には、汚染地域のものであっても、出荷摂取制限がないものであれば、人工放射性物質が含んでいることを前提に計算に参入管理する形で、おいしく食べましょう。食べたくない人は別に食べる必要はありません。おいしく食べることが出来る人に限ります。強制出来るものてばないし、それでストレスを感じる様なら健康に良くないからです。

  36. 【グレーゾーンの解明を】 但し、乳児や成長期の児童、妊婦やその可能性がある女性の場合は、20mシーベルトを基準にするというより、もっと低くくなる様に対策努力する必要があるのかもしれません。過去の疫学調査の数字に収まらない事象の発生に用心することを止める理由はどこにもありません。でも、ips細胞技術の実用化が進めば遺伝子別、臓器別の人細胞に対する実験か可能になる。また遺伝子解読の成果を元に影響をシュミレーションすることで何かどの確率で起きるかもはっきりするさせることを期待する。今の放射線影響に対する人類の知見には余りにもグレーゾーンが多過ぎる。判らないから不安も大きく、無用な行動や被害も生んでいる。それがとても嘆かわしい。

  37. 【防御機能も永遠でない】 放射線の影響については、累積で見る考え方もある。紫外線も放射線の一つと言えばそうだが、一生の累計で危険性の話をする人もいる。紫外線の影響は皮膚から比較的近いところ迄しか到達出来ないので皮膚癌が対象となる。低レベルの場合は、遺伝子の修復機能、自殺プログラム、免疫の機能が働くが、微細な傷残り累積して行く場合もないと迄は言えない気もする。そう考えると防御機能は存在しても回数券の様なもの程度に思っておいたほうが良いのかもしれない。ただ、その回数券が何枚あり、人の最大寿命と言われる120歳迄持つものかどうかも解明しなければならないことかもしれない。個人的には微量放射線が免疫力を強化するだろうことは確かなことと思うが、毒を薄めて薬とするだけのこと、それは医療上必要なときにラジウム温泉に入れば良いことと思うので好んで放射線の強いところに動こうとは思わない。

  38. 【ところで自分は】 上には偉そうに書かせて頂いたが、放射線について全容が判っている神の様な人は居ないので、この辺りを落とし所にして指針を決め行動すれば良いのではとの思いで書かせて頂いた。当方が、今済んでいるところは花崗岩質の山を遠く南に望んでいる。つまり日本ではどちらかと言うと自然放射線が多い地域である。しかも自宅の庭に真砂土を敷き詰めている。その上にほとんど一階で過ごし寝ている。そして建屋は木造でもアルミサッシで機密性は良いので、もし床から地中のラドンが侵入しているとしたら実効被爆放射線量は簡単には読めない。その為結局のところ被災地が落ち着き、ガイガーカウンター需要に一段落がついたら購入したいと思っている。出来ればUSBか無線LAN付でリアルタイムでPCデータに取り込めるものにしたい。それが出来れば周辺住民にとっての目安としても活用頂けるし、万一被災した場合遠隔地から汚染度把握も出来るというものだ。また、今後も、より良い情報があればそれに注視し、やれることから個人でも取り組んで行くつもりだ。上記には論が割れるところは両論併記的に書き適当に落とし所があるかの様に書かせて頂いたが、当方は、人体の持つ三重の放射線防御機能を保つ為、市販の食品も水道水も気にせず、えり好みせず摂取している。積極的な被災地のものを選ぶつもりはないが店には並ばない程離れているのでそうなってしまう。毎食気にせずにおいしく食べている結果として太り気味なのは気になっていて、もう少し運動し活性酸素を増やしたほうが良いかもと思うだけで何もしていないのが現実だ。誠に困ったものだが、人と言うものは危機感がないと日常はそんなものだ。それを踏まえた上で自らに意識付けをして頑張るしかない。先ずは、本稿を書いたついでに以下に不充分とは思うが必要そうな基礎知識を書いて置くことにする。1つでも参考になることがあれば嬉しいし、被災地の皆様の生活復旧に何がしかのお手伝いが出来ればと只々思う毎日である。


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タグ:原発は安全
posted by Mire at 16:31 | Comment(3) | TrackBack(1) | ぼやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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