2011年04月25日

Python文字コード作法 〜 FreeMindの吐くHTMLソースを日本語に

 Pythonでも、かつてはOS依存の文字コードでコーディングすることが当り前の時代もあったが、今ではUTF-8で記述することを本則とすることになっている。そして、その入出力ではcodecsモジュール等を使い他の文字コードのデータをUnicode化し、内部処理は全てUnocodeで行なわれる様にする訳だ。その流れでPython3に至っては文字列は全てUTF-8であることが前提となっているが、今回はまだPython2.6のコードである。


 さて、お題の説明からさせて頂くが、FreeMindには、多種の規格の文書ファイルにexportする機能があり、一見すると日本語でも問題なく利用出来る様に作られている。しかし、HTMLの場合、日本語等のマルチバイト文字については、文字そのものでなく、𞉀の様に10進数の文字番号で埋め込まれており、ソースを覗くと何を書いているのか全く分からないということになる。
 ブラウザで表示すればちゃんと読めるので、通常の利用ではなんら問題ない仕様であるので、文句は言えないが、例えば、 FreeMindでまとめたものをHTMLファイルでexportし、必要な部分のHTMLをソースからコピペで、ブログに貼りつけると言ったことをしたい時には、𞉀という表記ではどこを取出したらよいのか判り難くく、難しい作業となってしまう。
 そこで、本日は、FreeMind0.9.0でexportしたHTMLファイルをちゃんと日本語に置換する為のフィルタプログラムを作ったと言うことである。

 本音で言うと出来るなら、学習を始めたばっかりのJavaでもやって試たかったのだが、まだまだ、能力不足で文字コードの暴れを補正する方法を知らないので、今回はオハコのPythonのみだ。


 さて、作るに当り、FrrMindの吐くHTMLファイルの特徴を明記しておこう。

  1.  Windows上のFreeMind0.9.0の場合、日本語設定の場合、ファイル自体はShift_JISで作成する様になる様で、恐らくOSの言語に合わせ指定されてしまう様である。
  2.  HTMLのペッダー情報には、そのファイルの文字コードが明記されていない。
  3.  そして、マルチバイト文字については、全て𞉀形式のUNICODEの文字コードの10進数で表示している


 これを、Pythonで、変換するには、次のことを押さえて置く必要がある。

  1.  OSに依存する既定の文字コードを意識してファイルを読み込んで処理するには、普通のopen()関数でなく、codecsモジュール内のopen関数を使う必要がある。その為には、読込む前に、「from codecs import open」としてopen()をcodecs.open()に置換え、第3引数に読込みファイルの文字コードを文字列名で指定する必要がある。そうすることで、Pythonのソースファイルの文字コードとして指定したものに自動変換されるので、OS依存を解消出来ることになる。pythonの
  2.  さて、その上で、読込んだ文字列データの中から、𞉀形式のUNICODEの文字コードを抽出し、それに対応する文字のリストを作成する。その為には、やはり正規表現r'&#[0-9]*;'と言うパターンを指定して、モジュール「re」のfindall()で文字列全体を舐め回して抽出、その数字部分をスライス「抽出文字列[2:-1]」して&#と;を除くことで取得、それを int()で整数化し、unichr()に入れれば対応するUnicode文字を取得出来る。そして、それをリスト型でなく辞書型変数に納めれば、同じものは省かれて便利である。
  3.  その置換は、文字列メソッドのreplace()で簡単に済んでしまう
  4.  必要により整形し出力すればよい


 今回の場合ファイル名の指定が面倒だったので、入力ファイル名は、第2パラメータとして指定し、画面出力で逃げることにした。従って利用は「python 〜.py 入力ファイル名 > 出力ファイル名」と入力することになる。続きを読む
タグ:Freemind Python
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2011年04月24日

【原発の疑問】微量放射線被爆の健康影響(2)生物学的半減期とは

 もう、書かない予定だったけど、変な記事が本日(2011.04.24)日経朝刊サイエンス面の「ナゾ謎かがく」で「放射性物質の『半減期』って?」と題し「生体内外で違い、不明点多く」との副題をつけて未消化の記事を掲載しているので、抗議の意を込めて、ここに解説して置くことにした。(電子版契約の方は上のリンクで読める。【 きのうの経世済民 】では文章のみ読める。)

 この記事の問題は、謎をナゾとしていい加減な取材で中途半端な内容で読者の注目を集めていることだ。これを何も知らない人が素直に読むと、チェルノブイリ原子力発電所事故と同様、日本でも微量放射性物質を摂取し続けた乳幼児は140日経たないとヨウ素131は半減しないと受け止めてしまう。これってパニックを起こさせる虞れ大で、責任ある報道機関として、やってはならないことである。即刻、訂正を掲載すべきことだろう。

 物理的半減期は体内にあっても変わるものでなく、チェルノブイリ原子力発電所事故と同様に対策なく大量かつ野放図に撒き散らし、汚染状況調査数字も公表されず無管理状態に置かれた乳幼児に対する統計の結果である。その背景を伏せて紙面で数字を一人歩きさせてはならない。
 チェルノブイリ原子力発電所事故では、炉心溶融による爆発で始まり、その後の黒煙火災、決死の消火活動を経て最終石棺化される迄に、気体または粉塵に付着した形で、広島原爆の放出量の400倍(推定10t前後とも)を長期に亘り高濃度に撒き散らした結果なのである。ヨウ素131の半減期は8日でも長期に亘り供給され続けたことを忘れてはならない。
 その結果、現在もなお、原発から半径30km以内の地域での居住が禁止されるとともに、原発から北東へ向かって約350kmの範囲内にはホットスポットと呼ばれる局地的な高濃度汚染地域が約100箇所にわたって点在し、ホットスポット内においては農業や畜産業が全面的に禁止されていて、今、石棺の老朽化に対応する為のドーム屋根を国際援助で設置しようという計画が上がって来る程に深刻な結果を生んだもので、その放射性物質の濃度と供給期間は、現在の福島の比ではない。しかも、汚染情報も知らされることなく放置された結果、長期に亘り福島より遥かに濃く汚染した地域に住み続けた住民についての調査結果に過ぎない。この点を書かずに記事とすべきではない。

 甲状腺は体内からヨウ素を集める臓器である為、ヨウ素であればヨウ素131も含め無差別に取り込んでしまうことは事実であり、ヨウ素131を優先的に蓄積する訳ではない。つまり、ヨウ素を比較的多く含む海産物を好んで食べる日本人の場合、ヨウ素剤を飲まずとも蓄積比率は統計上は自然と低くなる。無論、海苔巻、海苔の佃煮、昆布巻き、昆布出し、ひじきの煮物、ワカメのみそ汁が大嫌いで全く食べない人は、蓄積比率はチェルノブイリの被爆者に近くはなりますが、蓄積量は極めて少なく、疫学的に見て政府の示す避難指示や出荷と摂取制限に従っている限り顕著な結果を生む確率(元々汚染が低いので、その網から漏れ摂取する可能性を入れてた場合でも、それ)は極めて低い。それが必要な汚染濃度になればヨウ素剤配布となるはずです。(また、当然ながらにわかに海藻類を食べても効果は低いので、無理して食することもありません。)

 以上の点を押さえた上で、もうひとつの問題点を言っておこう。日経の記事では丁寧に半減期のグラフを付けた上で、各放射性元素の「物理的半減期」と「生物学的半減期」のみを表にして掲載しているが、実際の計算では「物理的半減期」と「生物学的半減期」をかけたものが実際の半減期(1/実効半減期=1/物理学的半減期+1/生物学的半減期)であり、ちゃんと放射線濃度を管理し、供給を経ってしまえば、体内取込み分が甲状腺に蓄積し増えて行く期間を除けば、「物理的半減期」に従い、体内全体の量は減少する。生体自体は「物理的半減期」を遅らせる様な特殊な機能は持たないのである。生体は物質の化学反応のエネルギーのみに依存し生きており、その構造も化学物質の集積で存在している。決して原子力それ自体に左右されるものではないし、逆に元素そのものの「物理的半減期」に影響を与える能力何ぞ何処にもない。

 もし表を書くなら、ついでに摂取基準値ベクレルと生体影響値シーベルトを併記して欲しいところだ。そうすれば、読者が摂取食物の推定値から判断できるので、誤解無く読者に伝わるというものだ。


 日経、編集委員の久保田啓介さんの訂正記事をお待ちします。久保田さんも、事故を受け問題意識を持って取材なさり、努力され記事をおまとめになったのでしょうから、誤解される可能性があることが判れば行動して頂けるものと思いますし、社内でお気づきの方も多いと思いますので。

参考リンク
チェルノブイリ原子力発電所事故 ウィキペディア日本語版
ヨウ素131の半減期について質問です。 ヨウ素131の物理学的半減期は8日、生物学的半減期
体内摂取した物質の放射線量の計算〜物理学&生物学的半減期
ヨウ素131 ウィキペディア日本語版
食品中の微量元素について −ヨウ素−
「ヨウ素摂取のため、おにぎりに海苔を巻く」情報の無責任
緊急出版!「もっとわかる放射能・放射線」を電子書籍で(PDFファイル)
生活と原子力03  放射線と人間の細胞(その1)
生活と原子力05  放射線と人間の細胞(その2) どのぐらいまで安全か?続きを読む
タグ:原発は安全
posted by Mire at 16:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

或る無能なPythonistaのJava事始

 本音言って、今のところ、Javaを知らなくても何の不便もない。Java黎明期にも気になって、本屋で何冊かJava本を手にとって試たことはあったが、C言語張りの構文に、全く独自のライブラリということで、結局1から覚えることが多いことから、なかなか、廻りから見ると趣味的な片手間プログラマーとしては、ヤル気が起きなかった。結局、その頃、たまたま、見付けたPythonが、1週間程度でライブラリリファレンス片手ながら使える様になったので、遥か遠い国の言語の位置付けとしていた。

 でも、最近Google Androidに興味を持ち調べて試ると、実質Linuxカーネル上の「Java Virtual Machine」とスマホに必須の機能を追加したOSであり、通常のLinuxの様に単純にJavaと同格でPython利用とは行かない。ということで、やっと、Javaも勉強して試るかと言う気にやっとなった。日常的にはユーザーフレンドリーなPythonを使うことになるのは間違いないだろうが、思考の幅を広げる意味でも価値はあると思うのでAndroid活用を口実に始めて試ることにした。

 で、選んだ本は「やさしいJava 第4版
高橋麻奈著」。C言語は、昔、林晴比古さんの入門書で2冊目途中迄学んで使っていたので、構造はほとんど見なくても済む程度だが、

言語を学ぶ = 空で打てる

ことなので、サンプルを目で見て手打ち、コンパイル、実行。空で手打ちして、出て来るエラーメッセージを楽しみながら足りないところを修正して行く形で行なった。まあ、習うというより慣れ重視ってところだ。

 案の定、文末の「;」を漏らすし、無茶苦茶長ったらしいライブラリの修飾表記には閉口しているが、とても丁寧な説明のおかげで、クラスの手前(P212)迄完了することが出来た。

 でも、1週間で作れる様になったPythonと異なり、現実にはサンプルコードレベルのものしか作れない。入力文字列の数字変換時の例外処理すら出来ないので、本当の意味でアプリは一切作れない。ああ、じれったい。

 で、以下が、Pythonistaが感じたことだ。日本では数少ないPythpnistaさん達、参考にして下さい。んっ〜、いや、ならんな。続きを読む
タグ:java
posted by Mire at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | PythonistaがJAVA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月21日

FreeMind 0.9.0 をInstall

マインド・マップを知らない人はもう少ないだろう。先日、頭の中を整理する為に、久しぶりにFreeMindを使っていて、「もしや新しいバージョンが出ているのでは?」 と思いFreeMind本家を見て試ると、ラッキーなことに2011-02-19にFreeMind 0.9.0がリリースされいるではないか。早速、Download頁より「Windows Installer Max」をDL、Installし試してみることにした。元々、Cドライブの既定位置に以前のバージョンを、今回の0.9.0はDドライブ側にInstallしたので、併用が可能としている。しかし、0.9.0で編集したファイルは以前のバージョンとは互換がないので、必ず別にバックアップをとって、0.9.0で編集する分は別ファイルを読込む様にしなければならない。この点だけは、気を付けて頂きたい。

 使って試て判ったことは次の通りだ。続きを読む
タグ:Freemind
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2011年04月18日

【原発の疑問】微量放射線被爆の健康影響

 興味を持って調べて試ると、色々と疑問が出たり、判って来ることがありで、結構、原発一色のブログにしてしまったが、今回で打ち止めとするつもりだ。原発テーマで投稿を始めた動機は、本来なら地震津波による後方支援が出来ないかと思っていたものの、地理的に遠く直接することは難しく、情報を原因とする混乱を一歩下った視点から低減出来る様に出来ればと思ったことにあった。しかし、今回の場合、地震津波災害支援の最大の障害として「原発事故」があり、本来支援の大きな力となる筈の関東地区が自らの地域の放射線や電力停電に意識が集中してしまっていることが、誠に嘆かわしく、悲しく感じたので、先ずは、放射線に対する正しい知識と対処について調べ発信することで、微弱ながらも間接的に無知による混乱を正常化出来ればと思ったからである。

 「放射線」については報道も含め「判らないから」「怖いから」との理由で随分「危険視」され、「特別な存在」として週刊誌ネタの様に騒いでくれました。
 でも、調べて試ると意識することなく結構な量を日常的に浴びているものであることも判ったし、好んで飛行機に乗ったり、高山に登ったり、ラジウム温泉に入ったり、放射性物質の含有の多い深成岩である花崗岩やその風化物である真砂土を敷詰めた宅地やそんな土を使った鉄筋コンクリのマンションに何も機にせずに住んでいるのが現実であり、微量放射線被爆による健康影響がはっきりした疫学調査自体があまりなく、言えるのは甲状腺未発達の乳幼児期のヨウ素131による甲状腺癌発症の確率上昇くらいで、他は必ずしも「ただちに健康に影響があるとは言えない」と言う語感から受ける不安に値するだけの影響を示すものはないと言いきって良い様に見える。役所的な表現なので発言の責任を負いたくないとの意思が働きその様な表現となったのであろうが、実際、地球上の高濃度の自然放射線地域におけるがん発生率は返って低いとの調査もあるし、「かえって健康に良い」との見解をもつ専門家も居るのも事実である。と言う事で、本日の本論「微量放射線被爆の健康影響」に移らせて頂こう。

 今問題になっている放射線はベータ線とガンマ線であり、生体構成する原子を変化させる様なものではないので、それ自体が直接傷付ける訳ではなく、生体内の水分等が、ベータ線という電子線の電荷の移動で電離して発生した活性酸素や、ガンマ線が崩壊する際に対で発生する電子と陽電子による活性酸素がどの様に生体に影響を引起すかが、問題なのである。
 つまり、避難地域以外の微量放射線被爆の健康影響は、単純に活性酸素の悪影響について調査し判断する方が正しいのである。幸い生体は原子力の次元で生命活動を行なっていない為、生体の化学組成が活性酸素で阻害されない限り影響はないと言える。
 しかも、活性酸素を発生する要因としては、放射線以外にも運動、紫外線、食品、ストレス、タバコ、酒、炎症でも日常的に多量に発生しており、放射線は一定程度それを嵩上するものに過ぎないということで、生体にとってはこの世に発生して以来生命を保ち、命をつなぐな足る回復機能を備えていることは、その存在自体が事実を示していると言っても良いのではないだろうか。
 実際その様な思考の基、「放射線ホルミシス効果」として疫学調査を説明する方も居ることは事実でそれを逆に「害あり」とする程の反証が提示されている訳ではない様だ。

 真偽はともかく、ラジウム温泉が良いとか、オゾンが体に良いとか経験から言う人は居る訳で、まんざら否定も出来ないし「害あり」との立証がない以上、認めて置いてよいものかと思う。

 そういった考えによると、遺伝子損傷に対する修復能力や細胞自爆機能(アポトーシス)が強まり、細胞単体自らの機能で禍根を残さない様になっている。恐らく、急性の放射線障害の障害の場合は生命維持に必要なタンパク合成が遺伝子損傷で出来なくなり、全体して臓器機能維持が困難になるだけ損傷し、正常な核分裂による細胞の新旧交代が出来なくなってしまうからであろう。

 また、実際には遺伝子損傷に対する修復能力や細胞自爆機能を逃れてしまい癌化するものも、日常的に発生している様で、通常それは免疫細胞が対処しており、生体は癌を発症しないそうであり、この免疫機能も微量の放射線被爆では増強されるそうだ。

 言わば「麦踏効果」とか「毒も薬」と言ってよいのだろうか? 無論、このことは、疫学調査の域を出ていないので、個体差は加味されていないし、乳幼児のヨウ素131の影響等既に確認済のものもあり、安心してはならないが、「判らないから」「怖いから」との理由で無用に用心し過ぎるのは返って、ストレスを与えリスクを高めるので、冷静に活性酸素対策をとって欲しい。

 放射線対応としては、乳幼児に対し、ミルクはミネラルウォーターか永く冷蔵庫で凍らせて置いた氷を溶かしたものを煮沸して使うことは精神衛生上も必要でしょう。また、気になるのであれば、思春期前の児童と妊婦と妊娠の可能性のある婚姻女性については、負担にならない範囲での放射線対策をしても構わないだろう。でも、子供に無理やり大量にワカメや昆布を食べさせて嫌いにさせることだけは、返って百害あって一利なしだろう。

 最後に、念を押して置くが、放射線自体が生体活動に影響は与えない、放射線が原因で発生させる活性酸素が問題なのである。従って、人工放射線についてもその放出物質の化学的性質により例えばヨウ素131の様に甲状腺に集まる乳幼児の場合の放射性物質蓄積被爆の場合を加味し被爆量から活性酸素発生の底上げが影響分だけでなく、活性酸素発生原因全体を加味して行動する様にして行って頂きたい。その際、決して頭でっかちになって、家族のストレスを溜めない与えないと言うことに留意頂きたい。決して「ただちに健康に影響を与えるものではない」という責任逃れのお立場主義のお役所言葉に迷わされてはいけません。日常的な微量放射線による健康への悪影響は確認されていないのですから。

 以下に、念の為、関連のリンクを列記しておきますが、あくまで、そんなものです。放射線については、読んで悩んでストレスを溜めるくらいなら読まないで済ませた方が体に良いと思います。続きを読む
タグ:原発は安全
posted by Mire at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【原発の疑問】原子炉構造と総排出量対策

 原子炉には、様々なものがあり一概に言えないが、その構造を思い浮かべながら、今回の保安院+東電の行動を見ていると、結構疑問を持ってしまう。あくまで、素人が得られる情報からの視点ながら、ここに列記させて頂く。非常時には実質的な総排出量を減らすことに焦点を当てて考えて行動すべきだろう。

  1.  原子炉の底は、なぜ中華鍋構造のままにしているのかな?
  •  燃料棒崩壊時には燃料ペレットが集まってしまい底で臨界を起こすだけ集積してしまう。制御棒と同じ材料のセル(小区画)に分割したものを常設していれば、そもそも臨界は簡単に防げるのでは? また、緊急時には、炉内に制御棒と同じ材料の粉末を混ぜて注入すればも臨界解け混ざってくれたら治まって来るのでは? 、粉末が詰る等の危険があるなら、代わりに鉛のペレットを投入しても良いはず。当然溶ける前にも、日本の誇るパチンコの釘師の技術を使い炉の底のセルに一つずつ分散格納される様にする構造も必要だろうけど。
  1.  原子炉の燃料棒を覆っているジルコニウムに代わるセラミック素材はないのかな?
  •  セラミックなら、既に酸化済なので水素を発生させることはない。酸素は元々水に含まれているので、中性子通過の阻害にはならない筈、後は強度と耐熱だけ。
  1.  原子炉に注入している水は冷却してから注入出来ないのかな?
  •  電力供給回復後であれば考えられることだが、発熱量が甚大過ぎて、ヒートポンプで多少冷やしても手間の割に効果が低いと言うのが実態とは思うが、常設設備として考える余地がいくらかはあるのではないだろうか?
  1.  安全にベントしながら、より多くの水を注入して水位を上げることは出来ないのかな?
  •  炉内の気体部分は水蒸気とジルコニウム酸化で発生した水素が主成分なのでベントしても水が減るだけ、耐圧に問題がない限り開ける必要がないというのが正解かも。
  1.  格納庫内って、非常時にはヘリウムとかで充填する手順があっても良いのではないか?
  •  現在窒素充てんで水素爆発の危険性低下を図っているが、通常の消防設備としてハロン消火器と同等のものが設備としてないのは不思議としてか言い様がない。
  1.  格納庫内って、水で満たして水を循環出来ないのかな? そうすりゃ原子炉も冷やせるのでは?
  •  恐らく、水を加えることで圧力上昇に対する対応幅を縮小しない為とは思うが、もし、上手く水を循環出来るなくても、原子炉への直接注水で外に汚染水を放出するよりは、放射性物質の量は格段少なく出来そうに思う。
  1.  原子炉の周りに緊急冷却の仕組みがないのは解せない。なぜ考えなかったのかな?
  •  多分、原子炉や格納庫には「原発は安全」というお札が貼ってあり、そのご加護で安全になる算段だったと言うのが答えなのだろうが、1週間程度の緊急冷却の仕組みがあっても良い様に思う。例えば、格納庫表面は100度以上になるだろうから直接水に触れさせる様にし、その水が沸いたら、そのまま外に排出させる。そして、格納庫内には、原子炉の熱を格納庫容器に伝える冷媒充填または電動棒が異常発熱時に接続される様にすれば良い様に思う。勿論、単純に熱を格納庫に伝えてしまえば原子炉建屋内の温度が上がり、建屋内の電子機器の維持が出来ないし、作業も難しくなる。鉄壁の守りの姿勢も良いが、非常時の水蒸気抜きはベントより良いので設置すべきではと思う。
  1.  核分裂型の原子炉は何で、円筒型なのかな? 核融合炉はドーナツ型になっている。ドーナツ型なら、もっと、外から冷やし易そうに思う。
  •  確かに制御の仕組みが制御棒だし、燃料が棒状なので、今の形が決まっていることは判るが、燃料形状から見直せばフェイルセーフな設計は他にもある様に思う。
  1.  小さい原子炉の方が、危険度がより低いのではないか? 大型のものは、小型のものの集合体として設計すべきではないか?
  •  燃料プールで明らかになった臨界終了後の発熱処理は、保管量が少なければそれだけ対策がし易くなる。非常用冷却の仕組みを間に挟んだユニットの集合体として1つの原発を設計すれば、安全性が高まるのではないかと思う。
  1.  核燃料ペレットは、燃料棒に穴があいた段階で、ホウ素と混ざり合い利用不能となる様に出来るのではないか?
  •  効率は下がるだろうがベレット中心に鉛やホウ素を詰めたものであれば、集積融解時に混ざり臨界だけは防止出来るのではないか?
  1.  原発は非常時には全体が崩れ、その下の巨大水槽に落ちる構造にしたら安全ではないか?
  •  実現性はないだろうが、対極の発想として頭において原子炉は設計して欲しい。
  1.  タービン建屋迄原子炉の水を引き廻す沸騰水型は、少なくとも大地震の可能性のある日本には不向きではないのか? 熱交換器を複数備えた加圧式の方が最悪時の封印計画もし易いのでは?
  •  逆に言うと沸騰水型の原子炉の耐圧強度が初めから加圧型のそれと同じに出来るならば、今日の様なことはなかった筈。西日本の加圧型であっても原子炉耐圧が臨界停止後の熱に耐え得るだけのより強いものすべきだったのだろう。無論事故は起こしていないし、決定的な問題点ではないので、他の対策で足りるとは思うけど。
  1.  今トレンチ内の汚染水の排出に躍起になっているが、いっそのこと、この水を濾過冷却して原子炉の冷却水として再利用する様にしたらこれ以上の汚染水の増加が防げるので良いのではないのか?
  •  基本的にその方向である様だが、トレンチに溜まったことで汚染水の直接流出が止められたとも言える。原発を海岸に立地するなら、防波堤を海に築き、非常時の放射能貯水用の堀を作っておくべきである。掘の中はいくら汚染しても外海に漏らさなければ制御可能な想定内の施設内事故となる。そしてそこには日常的に雨水を溜め塩分を抜いておき非常時の循環冷却水とすればよい。課題は防波堤のコストとその水域の漁業権保証だけだ。勿論、津波が来ると堀の中は海水と泥だらけとなる可能性は否めないので入江の奥と等の立地は無理、津波を複数の防波堤で逃がすことが可能な岬の突端等に限るだろう。
  1.  原子炉の非常冷却には、原子炉並みの耐圧強度を持つ巨大なタンク2つを使い一方から注水他方に排水する様な仕組の常設が必要ではないのか?
  •  巨大津波では、貯水池では役立たないこともある。緊急時の真水と排水場所は不可欠だろう。当然タンクは津波が来ない高台と地下に造ることになる。
  1.  原子炉の周囲には少なくとも3系統の非常冷却配管を巻き付けておく必要があるのではないだろうか?
  •  間接的であっても原子炉周囲の冷却が出来れば、原子炉圧力の上昇を低減出来るだろうし、原子炉上部の蒸気が例え一部でも復水出来れば、ベントを行なう回数をその分減らすことが出来、その分原子炉の水位を保つことが出来る。
  1.  早く終息させるだけならタービン建屋内の汚染水の汲み出しが先、結果として放出放射線量を倍にしてでも、そうして冷却機能回復をさせた方が、永く新たな注水を続け汚染水を増やし続けるより良いのではないだろうか?
  •  放出放射線総量で判断出来ない組織には、原子力による電力事業はしてはいけない様にも思うのだが、いかがなものだろうか? いささか、まだ、電力と同じ出力=入力の簡単な式が、原子炉の水なら「出力=入力-魔法」とでもなると思っている組織は根本からおかしい。入力を減らすにはどうしたら良いかで対策を推進すべきなのは明らかだろうに。
タグ:原発は安全
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2011年04月13日

【原発の疑問】外部被爆の健康被害確率を減らすには

 しつこいが、前稿同様、当方は放射線に関しては決して「専門家」ではないので、以下に書くことが必ずしも正しくないこともあると思うので「疑問」として先ずは無責任に書かせて頂いた。
  1.  活性酸素を発生させない生活を送っている人が、抗酸化物質を適度に摂取している場合とそうでない人とでは、癌化の確率にどの程度の差が出るのだろうか?
  2.  鉛の板自体から放出される自然放射線と真砂土や花崗岩から放出される自然放射線とはどちらが多いのだろうか?
  3.  何ミリの厚みの鉛板ならガンマ線を100%防げるの? 昔、国際線の手荷物検査時の写真フィルムのX線露光防止用の袋があったが、あの程度のものでいいのかな?
  4.  良くある家庭用のアルミ箔では何割程度のガンマ線を防除出来るのだろうか? 1枚で無理でも重ねたら少しは効果があるだろうし、電波暗室の要領で、細かく折ったものなら効果がありそうに思えるがどうなのだろうか? 周波数が原子寸法なので無意味かもですがどうなのだろう? もしそれで軽い割に防除できるなら一般用の被爆防止頭巾が出来るし、自衛隊の皆様も思い鉛板のみに頼らなくても良くなりそう。
  5.  掃除機でマメに掃除して置くことも、室内の放射線量を減らすことにつながるだろう。でも、掃除機のお尻から粉塵を撒き散らしたり、掃除機溜まった粉塵をフィルタ処理で吸込んでしまったり、手に付けてしまっては逆効果なこともありそう。そういう人も居そうで怖い。勧めない方が良いのかな?
  6.  あまり、言わない方が良い様な気もするけど、窓やガラスに付着した粉塵に放射性物質を含んでいる可能性があれば、そこからガンマ線が屋内に容赦なく放射される。掃除する方が良いのだろうが、掃除して直接触れる方が被爆量を増やすのかもしれない。放置と掃除どちらが良いのだろうか。
  7.  最近、見なくなったけど、かつての冷風扇を部屋で廻していれば、放射性物質が付着した粉塵や気体のヨウ素131はタンク内の水に溶し込むことが出来るだろう。でも、冷風扇の置き場所が近すぎるとか排水処理で直接水に触れるとかしたら逆効果のこともあろう。さて、確率的に逆効果の人がどれ位居るのだろう?
  8.  何となく、皆さん騒ぐ割には放射能検知方法については、あまり関心がない様に見える。当方の地域は地球一周後のものもまだ未到達の様なので手配しないが、ガイガーカウンターとかを所持するつもりはないのだろうか? 市町村で日に1回1箇所程度の粗い計測では、真に放射性物質の最も濃いところが掴めないはずだ。もし、その濃いところが自分の居住地だったら、対応だって変えないとならないはず、そのように考えるのは当方だけなのだろうか? 公的な発表は統計的な確率論なので信じるにしても、ある程度ぶれを加味しないと恐ろしいのではないかな? 調べてない場所でのことは「想定外」でした。と言われても困るし、後々健康被害が発覚してからでも、広島の認定基準問題同様に立証責任が原告に負わされ、測定値が無ければ泣寝入りです。原発反対を声高に唱えている方々は皆様お持ちで数値を記録し続けているんですよね? そんな数字がネットで見れないことも不思議でならない。そういったものでもあれば、賛成派の人も一般の人も参考になるのですが、いかがなものでしょうかね? 正しい数値の把握なしの非科学的な行動は百害あって一利なしです。
  9.  ヨウ素やセシウムを検出する試薬ってないのかな? 放射性でないヨウ素も検出してしまうけど、ガイガーカウンターが無い場合の一次検査には使える。
  10.  ヨウ素やセシウムを吸着し易い物質や分離する方法はないのかな? 今後、セシウムは土壌や地下水そして海水の浄化でとても必要な技術です。
タグ:原発は安全
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2011年04月11日

【原発の疑問】内部被爆の健康被害確率を減らすには

 当方も放射線に関しては決して「専門家」ではないので、以下に書くことが必ずしも正しくないこともあると思うので「疑問」として先ずは無責任に書かせて頂くことにした。
  1.  放射線は結局「活性酸素の素」に過ぎない。そうなら抗酸化物質はどの程度癌化抑制に有効なのだろうか。多分、頭でっかちになって過度に取りすぎたら別の健康問題も発生するだろうしな。(参考:財団法人日本食肉消費総合センター「ガンを予防する食生活は?」。「抗酸化物質」)。抜粋すると、
    • 野菜や果物を、多く摂取しても、発癌率は、減少しない。
    • α-カロテンは、ニンジン、カボチャ、コーンなどに多く含まれ、肺癌、皮膚癌、肝臓癌の発生の抑制効果がある。
    • ルテインは、ホウレンソウ、夏カボチャ、ブロッコリーなどに多く含まれ、肺癌、乳癌、子宮癌、大腸癌の発生を抑制する効果がある。
    • タンニン酸を多く含む飲料(日本茶、コーヒー、紅茶、中国茶、杜仲茶、どくだみ茶など)は、常飲していると、萎縮性胃炎(胃の粘膜が薄くなり、進行すると、胃癌になる)。
    • 緑茶は、含まれているカテキン(抗酸化物質)により、胃癌などを予防するとも言われるが、1日2〜3杯以上、空腹時に飲むことは、良くないとも言われる。
    • 大豆:フラボノイドのイソフラボンを含む。イソフラボンは、辛み成分の一つ。イソフラボンを摂取するには、納豆(注3)などの発酵食品の方が良い。... しかし、イソフラボンには、過剰摂取すると、発癌のリスクを高めるおそれも指摘されている。... イソフラボンは、腸内細菌により、エコールに変化すると、...イソフラボンは、エコール産生者の方が、更年期障害のほてりや、のぼせに効果が出易くなる。エコール産生者の方が、乳癌の発生率が低くなる。
    • オリーブ(オリブ)は、果肉、葉、樹液に、マスリン酸を含んでいる。マスリン酸は、抗炎症性に抗酸化作用を示す。マスリン酸は、五員環テルペンで、プロテアーゼ阻害薬として、細胞の成長を抑制する能力があり、発癌抑制作用があると言われている。
     結論として、効果があることもあるかもだけど、体質にもよる様だし、研究により逆の意見も有ったりで、読んでいるとストレスで癌になりそうでもある(笑)。
  2.  ヨウ素剤は飲まない迄も、自然食品でヨウ素を多く含む乾しわかめ、昆布を食べると効果があるかな? それでヨウ素131が漂っている内の吸収割合が減らせるなら子供には有効だろうし。わかめ入りの味噌汁やうどんとか、とろろ昆布食べさせときゃいいのかも。
  3.  ヨウ素131検出の水道水は給水せずに貯水池に戻せばいいのでは、まあ、薄まれば直ぐに基準以下になるし、8日経てば半分になる。
  4.  ヨウ素131単体なら検出の水道水は活性炭を使った浄水器(例:Panasonic 浄水器ミズトピア TK6305P-W)で濾したら取除けるとも言う。そう出来ないヨウ素化合物はどの程度含まれるのだろうか。
  5.  ヨウ素131検出の水道水はペットボトルで汲置きし、8日以上置けば半分に減る。でも、その時にどの程度のベータ線とガンマ線が出て来るのだろう? 真砂土や花崗岩からのものより多いのかな? 水の中で消滅するものもあるとは思うがどうなのだろうか?
  6.  ヨウ素131のみ汚染のコウナゴは佃煮にして半年後食べれば影響なしって思うけど。やっぱ、セシウムの方が問題なんだよな?
  7.  セシウムは細胞内ではカリウムと同じ材料として利用され排出されるとのこと。それなら、カリウムを沢山とれば確率的に吸収量と蓄積時間が減らせるのかな?
  8.  表面に放射性物質が付いているものを洗う時にどの様な洗い方がお奨めなのだろうか?
  9.  普通のマスクではどの程度肺への吸入を防げるのかな? 粉塵に付着した放射性物質がどの程度舞っているかが判らない。
  10.  活性炭マスクってどこで売っているのかな? なかなか自衛隊や消防で使っている様なものは見当たらない。以下は気休めかもしれないけど、ヨウ素131の何割かを体内被曝から体外被爆に変えることが出来るのかな???











タグ:原発は安全
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2011年04月10日

自然放射線量の地域差と人工放射線対応

 今回の福島第一原発事故で山口の放射線測定値他の地点に比べ高いことが結構有名になってしまった様だ。当方も放射線に対して知識を得ていない人にとっては、放射線の被爆許容値より取敢えず実測値を上げた方が判り易いと思い山口の測定値を引合に揚げたので責任を感じている。

 どうも山口の場合、測定地点の問題もある様で一般に放射性物質を多く含む花崗岩が風化して出来た「真砂土」が底上げしている疑いがある様で、山口市全体が他県に比べ自然放射線量が必ずしも多いとは言えないというのが真相の様だ。

 従って、今公開されている測定地点の放射線量は地点毎の放射線量の変異について事故の影響を考えることは重要であるが、その高低が必ずしも各居住地域の放射線量を表すものではないと言う事だ。前述の真砂土はDIYショップ等で購入出来る他、住宅造成の盛土等で良く使われており多分住宅地には普通に敷き詰められている。当方の地域は西日本なので花崗岩質の山体が南にあり、地面だけでなく(事実上到達しないが)山側からも距離の二乗に反比例する程度にはガンマ線放射を受けているともいえる。盛土した平屋の一階に殆ど居るので山口の測定値並みの放射線量かもしれないなと思っている所である。無論その放射線量なら原始地球に生命が誕生し進化していく上で傷害を与えるものではないし、ベータ線だろうとガンマ線だろうと結局のところ崩壊時に細胞内の水が電離して活性酸素が発生しそれが遺伝子の化学組成を部分的に破壊することが放射線被爆の危害で、対処は日常的に栄養バランスを整えて過ごせば体内で抗酸化物質が活性酸素を捕え影響を低減してくれる。遺伝子が傷付けられた細胞はその分裂時に上手くコピー出来なければ自滅淘汰されるし、癌化するには特定の数か所の遺伝子を上手く傷付ける必要があるので放射線だけでなく相当量の活性酸素に頻繁に触れさせないと確率的に起こらない。但し、癌全体で言うと日本に住む日本人の疾病死亡原因の1位なので放射線だけでなく、その原因を1つ1つ取除いて行かないと、恐らく今回の原発事故による健康影響を統計的に図ることも実際には難しいだろう。

 人工放射線の環境放出は、広島長崎原爆投下以後も地上海中地下原水爆実験、臨界実験、闇の中の核爆弾製造工場からの垂流し、老朽原潜、原子炉搭載衛星の落下等で地球表面に対して行なわれて来た。これ迄のものは必ずしもその放出放射線量が明らかでないが、今回の福島原発事故では、充分とは言えない迄も初めてリアルタイムで全世界に数値が公開されている点が大きく異なる。今回の放出放射性物質で問題なのは短期的にはヨウ素131であり、長期的にはセシウムである。決して中性子崩壊を起こし臨界を作る核燃料となるウランやプロトニウムがそのまま大量に撒き散らした訳ではないことが救いではある。

 今後は「原発は安全」等と言わずに、「原子力利用にはリスクがある」ことを念頭に日常運転での「安全性」だけでなく事故時の「安定化」と「事故処理」について、今回の経験を素直に受止め、世界の衆知を集め考えることが重要かと思う。今回の事故で短絡的に「反原発」と不安な感情から決めつけることも問題だろうし、従来通り経済的理由先行のみで「原発は安全」に変わる呪文を創作してもらっても困る。世界中の人が人として理屈として納得出来るものを提示することが必要であろう。

 日本においては、組織面では、「お墨付き」運営型の組織編成を解体することと事故時の対応組織体系の整備も必要だろう。
 周辺住民への理解を求める為には、もっときめ細かい放射線測定ポイントの設置とリアルタイムでの公開が必要となるだろう。それがあれば、実際の放射性物質の拡散降下集積の実態が点でなく面で掴める様になる。海中も常設が当然だろう。
 長期に亘り影響が残る可能性のあるセシウムについては、農畜産物へのセシウム蓄積を低減する為の表土の入替による土壌改良とカリウムを多く含む肥料を多めに使い蓄積比率を下げる様な対処法実施と同時に出荷前の蓄積量測定の常態化は不可欠だろう。その上でセシウムのみ吸着除去する手法の開発実施を待望する。

 既に明らかなこととして甲状腺を中心とする乳幼児へヨウ素131の蓄積については過去の人工放射線放出で明らかなことなので、栄養バランスを崩すことのない可能な範囲で、極力含まない食物を与える努力はした方が良いと思うのが親心であり心情的に正しい考え方だろう。過去の放出と比べ、今現在の濃度は短期の放出であった為大きいとは言えないので確率は低いが、将来的に統計的に数字で表れるかは残念ながら今後の調査を待つしかないからである。これ迄、今回の様にち密に放射線測定を行なった例ないのでよりち密な統計数字が捕えられることになる可能性が無いとは言えないのではないだろうか。結果が出てから「想定外」と「専門家」に言われても困るから。

 原理的には一度に大量に摂取しない限り、放射線が遺伝子の周辺を通過したまたま崩壊を起こし周辺の水分子が電離され発生する活性酸素が、癌化抑制する箇所を複数傷付ける可能性は上がらない。現在の乳児基準以下であれば1年摂取し続けても統計的に明らかな原因と特定出来ないと言う事が今の専門家の見解であるので子どもの栄養バランスを崩して活性酸素を増やしてしまっては逆効果だろうからあくまで出来る範囲でということだ。

 日本の場合自然放射線は、花崗岩やその崩壊で生まれる真砂土から多く放射されている様で地域差の要因となっている様だが、そうだからといって真砂土の砂場、大理石の石版に近寄らずに生活する人はいないし、ラジウム温泉にだって行く。文字盤の腕時計で蛍光塗料を使っている場合はそこからガンマ線が外に出ているが、それを付けたまま寝ている人も多いだろう。原発周辺は兎も角、外部被爆については実生活ではそれ程問題になる差異ではないし、気をつけれて、生活を変えれば生活の質との兼ね合いはあるが被爆量低減出来る程度の差に過ぎないことは頭に置いておきたい。その上で、栄養バランスを壊さないことを前提にして内部被爆量の低減を考えて試ることが、一般人としての考えられる最善の行動かと思う。目くじら立てたり、ストレス溜めると、活性酸素が増えてかえって良くないから。落ち着いて考えましょう。続きを読む
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2011年04月06日

原発事故の対応と報道に野次馬と評論家は不要

 最近、日本国内でデファクトスタンダードな公共放送局が、低レベル放射能汚染水投棄に対し非難する論評を加えていた。日頃は他の民放や新聞報道に比べ比較的穏当なものが多いのだがちょいとびっくりした。

 今の福島第一原発の1〜4号機の状況があんたら知っててそんなもんかよ! 受信料で身分が安定しているから、東電同様に全体を押さえて判断する頭がいないのかもなと思えてならない。

 そんなアホな組織は取敢えず置いておき、今の状況を整理しておく。その認識の上で論評して欲しいところだ。

1. 原子炉水位: http://atmc.jp/plant/water/ で確認出来るが、取敢えずこの水位の水量で温度と圧力のバランスを何とかとっているだけで、その為に未だに新たな水を注入中である。その一部が、高濃度放射能汚染水として流出している可能性がある。そして、 http://atmc.jp/plant/fuel/ によると 4/6現在、1号機:165cm、2号機:150cm、3号機:225cm露出中だ。当方の推測だが、現在安定しているのは、燃料棒の露出部分の金属管は全て水蒸気との反応が終わり消失し、中の燃料ペレットが、原子炉の底に落下し、直接原子炉内の冷却水に触れている状態である可能性が高いと思う。そうだとすると、あまり楽観的な積み上げ式の先延ばし対処では原子炉の安定が崩れる虞れが高くなってしまうことを認識すべきである。水素爆発でも、水蒸気爆発でもいいが、起きてしまえば、それが発端となり、原子炉に亀裂が入り最早手に負えないフェーズに入ってしまうかもしれないのである。

2. ヨウ素131の危険性: 全ての放出がなくなってから半年で事実上解決です。残るはセシウムだが、これは30年の半減期の為、永く海中に存在し続けるので、可能ならば回収が望ましい。何故なら、セシウムは生物細胞上ではカリウムと同類扱いで利用するからである。しかし、生体におけるカリウムの働きからすると、あまり溜め込まないので常に危険な濃度で滞留したり、何らかの仕組みで濃縮されることがない限り問題はない。あるとすれば風評被害である。
 コウナゴの汚染が問題視されているが、もし、それを佃煮にして缶詰にして半年置けばヨウ素131は測定限界近く迄消失するが、セシウムはほとんど減ることなく存在し、食べるとカリウムとして生体で利用された後、排出されていくのである。まあ、風評被害を避ける為にはピーク時の缶詰製造は思い留まった方が無難だが、30年の半減期であっても生体内に留まる時間がカリウム同様それ程永くないので、基準値内であれば気にする程ではない。

3. 高濃度汚染水の流出: 現在、流出経路をやっと特定し水ガラス等の注入で流出を一先ず止めることが出来たが、構築物土台のグリ石とその上部の捨コン及び構築物躯体の下に溜まっているだけのものなので、何れはその水圧の趣くまま新たな供給分を含め当らな容積を求め広がって行くので、出来るだけ早く供給元の高濃度放射能汚染水を排水すべきである。

 放水に対する漁協や自治体の抗議は当然のことではあるが、原子力行政自体が責任不在の安全/保安院/電力事業者と組織を分け、その運営は法律や専門家と思しき方々への諮問という手続きを「お墨付き」として進めて行く、責任回避型運営をして来たわけなので、今更、言っても仕方がないが、誰が何の為に最善の策を判断し行動を決めているのか判らない状況であり、この課題は技術的側面より根深いものがあることは、誰の目にも明らかであろう。そんな組織にどっぷり浸かっている人の目には何も見えないのかもしれないが、海外の科学者や政治家からみればさぞや不可解なことだろう。

 今、必要なことは、被害を最小限にして早期に終息させることであり、そのマイルストーンを示すことである。今の様に「原発は安全」とのお札の効力を信じて組上げた規定を責任の拠所にしてしか判断しない組織はもう要らないよ。そろそろ、気付けよ。自らの愚かさを。恥の上塗りはもうそれくらいにしてくれ。あんたらの責任回避の為に日本人を道連れにしないで欲しいものだ。組織内で行動決定もしない評論だけで済ませる人は消えてくれ。

 ちょっと言い過ぎかもしれないが、本来総括的責任ある立場の方々は考えて欲しい。そして、各報道機関と日本国民は、現状をよく理解し何が重要で何を捨てるべきなのかを良く考えて欲しい。今日は戦前の大本営の時代と異なり、情報は我々国民の手にもあるのだから、人任せで専門家の評論のみに従って「思って」いては日本は確実に滅びますよ。日本は民主主義の国です。民意が形成されれば政治家も流されます。良い方に流れます。

 今、当方は怒ってます。乱筆乱文お許しを。この内容は実を言うと昨日の思いと変わっていない。当方の祖母の教えとして怒りは直ぐに外に向けて出してはいけない。間をとって、考えてからにとの教えである。今回結論として、論調からすると1週間置いて言うべきかもしれないが、そう悠長に考えていて良い問題でもないので、本日書かせて頂いた。
タグ:原発は安全
posted by Mire at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

高濃度放射能汚染水の止水

 ちょいと、本当の専門家に相談して試れば判る事と思うのだけど、止水防水はむやみやたらに、ビットにコンクリ流し込んだり、大きな穴に柔らかい新聞紙やおが屑、ポリマーを投入しても無理じゃないかと思う。

 何か対策の発想迄泥縄の場当たりになっている様に見えてならない。今の体制は、当方にとっては「想定外」である。本当に専門家集団なの? 日本の技術が疑われてしまう気がしてならない。


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タグ:原発は安全
posted by Mire at 05:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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